『熟柿』佐藤正午『熟柿』2025年3月27日 初版発行2026年 本屋大賞第2位『熟柿』は、「じゅくがき」とばかり思ってましたけど、「じゅくし」と読むそうです。暗い話ではありますが、読みやすい本で、一気に読めるぐらいだと思います。事故というのは、車を運転している人は、誰しも起こりうることで。でもそれで人生を狂わせる可能性もあるわけで。それを想像すると、とても恐いです。そこからいかに立ち直っていくかも、とても難しいわけで。なんだかとても考えさせられる小説でした。
『すべての男は消耗品である。最終巻』村上龍『すべての男は消耗品である。最終巻』2018年9月20日 第一刷発行村上龍さんの書物を初めて手に取ったのは、高校時代、この『すべての男は消耗品である。』のVOL.1でした。とても刺激的なエッセイで、これで全部読ませていただいたことになります。このシリーズももっと続けてほしいですし、特にサッカーに関する村上龍さんのエッセイは、ずっとタイムリーに読み続けたいです。
『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』1985年6月15日 発行「ハードボイルド・ワンダーランド」と「世界の終り」という2つの物語が並行して、描かれています。「ハードボイルド・ワンダーランド」の方は、ストーリー性があり読みやすく、「世界の終り」の方は、重く精神世界が描かれているように思います。初めて読んだのは、確か大学生の頃で、30年ぐらい前になります。今回、それ以来2回目になりますが、少しは理解できたかな、と思います。それぐらい僕の中では難しい本になります。「ハードボイルド・ワンダーランド」と「世界の終り」という2つの物語がどうつながっていくのか・・・。難しい作品だと思いますが、深みのある作品だと思います。