京都1975 DX-CAFE air

京都1975 DX-CAFE air

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このカフェを最初に発見するシチュエーションというのは、ほぼ間違いなくカナート洛北側からなのである。「ちょwwあれどうやって行くんだよ!ww」となるわけなのである。対岸にぽつねんと存在するカフェ。此岸と彼岸を分かつ高野川。手が届きそうで届かない、このなんとももどかしいロケーションの妙。一番妥当なアクセスは高野橋を渡って下鴨病院の横を通り抜ける方法なんだけれども、この脇道にしてみても人がすれ違うのもギリギリなくらいの細い、しかも分かりにくい道なのだ。この秘境感ったら!あとは下鴨東通りから裏側に回り込めば処方箋薬局の奥にも密かに裏口が設けてあるんだけれども、通り沿いには申し訳程度の小さな黒板が置いてある程度で非常に分かりにくいし、こちらから入店するのはよほどの通に限られるんじゃないかと思われる。もう素敵過ぎるよ、この素っ気なさ。こういうアクセスの分かりにくさがフィルタになっているのか、いつ行ってみてもわりと空いていて、穴場的な満足感に浸れるし、なんと言ってもリバーサイドなので風光明媚、ガラス窓から日光が燦々と注ぎ込まれるこの雰囲気は本当に素晴らしい。たまに目の前をウォーキング中のおっちゃんが通り過ぎたりするのはご愛敬。京都と言えば鴨川であり、Obyan Cafeだとか、cafe Noinahだとか、efishなんてリバーサイドなカフェが多いんだけれども、個人的にはCAFE airにベスト・ロケーション賞を受賞させてあげたい。