超人プロレス大賞2023大大大発表〜〜ッ! | やっぱし!キン肉マン大好き倶楽部

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「キン肉マン」好きな人あつまれー!

今年活躍した超人、印象深かった試合、強いタッグチームはどのチーム?

 

超人プロレス大賞を見れば、その年の「キン肉マン」が分かる!

 

※2023年に行われた超人レスリングが対象。402話「カメハメの起源‼︎の巻」から436話「時間超人の5人衆‼︎の巻」まで。

 

今年は、原作担当・嶋田先生の右足の手術という一大事があった。それに伴う手術、そして休載…。

 

現在は順調に回復中との事だが、世界中のキン肉マンファンが心配する出来事であった。

 

その反面、来年2024年に再びアニメ化されるという嬉しいニュースも飛び込んできた。

 

2023年という年は、「キン肉マン」という作品がこの先さらに飛躍を迎えるための祭りの前夜だったと言えよう。

 

さて、そんな2023年を彩った「超人プロレス大賞」はどのような結果になったか。

 

12月某日。都内某高級ホテルの一室にキン肉マン界の第一人者が一堂に会し、厳選な選考が行われた。

 

それでは発表しよう。

 

【最優秀超人賞(MVP)】キン肉マン

【年間最優秀試合賞】キン肉マンVSマグニフィセント

【最優秀タッグ賞】エグゾゼミサイルズ(キン肉マンゼブラ&マリキータマン)

【新人賞】ファナティック

【カムバック賞】カオス

【功労賞】アデランスの中野さん

【敢闘賞】ゆでたまご嶋田先生

【技能賞】スニゲーター

【最優秀フィニッシャー賞】キン肉バスターイモータル

【年間最優秀セリフ賞】「おうとも安心せい!何があっても…だわい!」(キン肉マン)

【年間最優秀ギャグ賞】「うおっ ザ・マンちゃん!」(キン肉マン)

【年間ナイス企画賞】キン肉マン展

【年間サプライズ賞】キン肉マンアニメ化決定

 

★【最優秀超人賞(MVP)】キン肉マン



超人プロレス大賞は2014年から始まった。今回で第10回を迎えるわけだが、主人公のキン肉マンがようやく悲願のMVP初受賞である!


「完璧超人始祖編」「オメガ編」「超神編」を通じて試合数に恵まれなかったキン肉マンだが、2023年は超神マグニフィセントとの激闘で幕を開けた。


それはあたかも「キン肉マン」という作品がさらに飛躍せんがため、主人公自らが試合を通じて超人レスリングのなんたるかを我々読者に指し示しているかのようだった。


文句なしのMVPだ。キン肉マンよおめでとう!


★ 【年間最優秀試合賞】キン肉マンVSマグニフィセント



キン肉マンと超神マグニフィセントの試合が、文句なしの年間ベストバウトである。


師カメハメのルーツであるマグニフィセント。相手を確実に殺しにかかる彼の試合スタイルに対し、キン肉マンはカメハメから教わった「相手に敬意を払う」試合スタイルで対抗する。

敵を憎み叩き潰すのではなく、闘いを通じて相手をリスペクトする…。それはつまり「分かり合うための闘い」である。

「キン肉マン」という作品の根底に流れる不朽のテーマを、キン肉マンは主人公として我々読者に改めて見せてくれたように思う。


文句なしで満場一致のベストバウトである!


★【最優秀タッグ賞】エグゾゼミサイルズ(キン肉マンゼブラ&マリキータマン)



今年行われたタッグ戦は一試合。時間超人エル・ドミノスとの激闘を制した彼らが、文句なしのベストタッグチームだ。


当初はゼブラとマリポーサが組むのかと思いきや、まさかのマリキータマン登場。かつて死闘を繰り広げた同士でありながら、息はピッタリ。だがタッグチームとは本来そういうものではないだろうか。

仲良しこよしではなく、ライバル同士。試合で芽生えた相手への敬意こそが、固いパートナーシップへと昇華するのである。エグゾゼミサイルズはそれを如実に示した名タッグチームだと言えよう。


★ 【新人賞】ファナティック



やられた。


この「誰かさんにそっくり」な超人は、年内最終話でいきなり登場しちゃっかり賞をかっさらってしまった。


新人賞はその年に登場した新超人に与えられるが、今年は多数のノミネートがあった。調和の神ことザ・ワンを始め、時間超人エル・カイトとドミネーター、そしてまだ姿を現していない刻の神。この中で最有力はザ・ワンだと思っていたのだが…


やられた。インパクトでファナティック。君に決定!


★ 【カムバック賞】カオス


これまた衝撃的な人物が登場。時間超人が出るとなればいずれ彼も…と思っていたが、やはり出てきた。今はまだシルエットのみだが、来年以降のさらなる露出を期待しよう。


★ 【功労賞】アデランスの中野さん

今年7月、ゆでたまご先生をデビュー以来支えてきた中野さんが永眠した。


「キン肉マン」には無くてはならない名脇役「アデランスの中野さん」として有名だが、現実社会では名編集者として名を馳せた。中野さんがいなかったら「キン肉マン」という作品はこの世に生まれなかっただろう。


中野さんは漫画の中で生き続ける。これからも…。


★ 【敢闘賞】ゆでたまご嶋田先生



変形性膝関節症の手術を乗り越えた不屈の逆転漫画家ファイター。その名はゆでたまご嶋田。


10月15日、𝕏にポストされた痛々しい姿は我々ファンに衝撃を与えた。病院のベッドで横たわる嶋田先生。だがその目には炎が宿っていた。ギブアップしたんじゃない。再び闘うための手術である。週刊連載というリングに還ってくるために…!


現在はリハビリを終えて順調に回復との事。その不屈の闘志を称え、審査員満場一致の敢闘賞受賞である。


 【技能賞】スニゲーター



嶋田先生の入院を受け、週プレでの連載はストップするかに見えた。しかしスピンアウト小説ディープオブマッスルの「スニゲーター 悪魔の変身講座」を元に、全5回が掲載された。


その卓越した変身技術もさる事ながら、嶋田先生の休養をそつなくフォローしたスニゲーターに対し、文句なしの技能賞!


★ 【最優秀フィニッシャー賞】キン肉バスターイモータル



超神マグニフィセントを仕留めたのは、その系譜である師カメハメから授かった48の殺人技キン肉バスター。それをさらに発展進化させた技だった。


思いは受け継ぐものである。マグニフィセントが超人(後のカメハメ)を生み出さなければ、今のキン肉マンは存在し得なかった。自らの成長を見せる事で、キン肉マンはマグニフィセントに対してある種の恩を返した…そう見る事が出来るのではないだろうか。

キン肉バスターイモータル。素晴らしい新必殺技に乾杯。


★ 【年間最優秀セリフ賞】「おうとも安心せい!何があっても…だわい!」(キン肉マン)



調和の神ザ・ワンからの誘いに心が揺らぐバッファローマン。


「お前は悪魔将軍(ザ・マン)の系譜ではない。正しい系譜である私につく事で今よりさらに強くなれる」というザ・ワンの言葉に、バッファローマンは強く惹かれる。


しかしこれまで重ねてきた自らの裏切り行為が彼の決心を鈍らせる。しかし強くなりたい…俺はどうすれば…。


そんな時キン肉マンの言葉が脳裏をよぎる。「何があってもお前は私の永遠の友達だ」と。

力強いキン肉マンのセリフである。たとえ立場が変わろうと、たとえ敵になったとしても…キン肉マンは永遠に友達だと言ってくれた。その言葉だけで十分だ。俺は前に進む事が出来る!


キン肉マンとバッファローマンの固く強い友情を感じさせてくれた名セリフ。文句なく今年の最優秀セリフ賞だ。


★ 【年間最優秀ギャグ賞】「うおっ ザ・マンちゃん!」(キン肉マン)



今年から新設された年間最優秀ギャグ賞。

「キン肉マン」には激闘シーンもさる事ながら、ギャグも必要不可欠な要素である。シリアスな場面でクスッと笑えるシーンは作品を形作る上で重要なピースと言えよう。


受賞したのはやはりこの男。MVP、年間ベストバウト賞、年間最優秀フィニッシャー賞、年間最優秀セリフ賞に続き、キン肉マンが脅威の5冠を果たした!


★ 【年間ナイス企画賞】キン肉マン展



キン肉マンアニメ化40周年を記念して開催された「キン肉マン展」!展示物やグッズすべてにおいて素晴らしいイベントだった。

私も7月に福岡で開催されたキン肉マン展に参加。期間中2回も行かせていただいた。



パロスペシャルではしゃぐ私。



グッズを買い込む私。これだけじゃ足りなくて後でメルカリでアクリルスタンドもコンプリートしてしまった。またやって欲しい!


★【年間サプライズ賞】キン肉マンアニメ化決定



秋に飛び込んできた大ニュース。全世界のキン肉マンファンが待ち望んでいたアニメ化だ。これをサプライズと言わず何とする。2024年に向けて「キン肉マン」はさらに盛り上がっていくだろう。