アニメージュ1984年6月号
表紙は「ルパン三世 カリオストロの城」より、峰不二子。
巻頭特集では第6回アニメグランプリの結果発表。
神谷明氏が声優男性部門の1位を獲得したのである。
「声優稼業14年。いまほんとうに仕事がおもしろい」と語る神谷明氏。
「ロボットアニメの二枚目のイメージを捨て色んな役が来るようになり、仕事がほんとうにたのしくなってきた。役柄に幅が出来た今だからこそ、純粋な二枚目もやってみたいですね」
「うる星やつら」の面堂終太郎に始まり、キン肉マンで完璧にコメディの演技をモノにした神谷明氏。「今だからこそ純粋な二枚目もやりたい」と語る目標通り、この後「北斗の拳」でケンシロウというハマり役を射止める事になる。さらにコメディとシリアスが入り混じった「シティーハンター」の冴羽獠は、彼のまさに集大成といえるキャラクターと言えよう。
これまでの役柄の変遷。
映画「ハットリくん＋パーマン」でサイコマンというキャラクターを演じてたの？
キン肉マンが再アニメ化したら、神谷明氏にあえてサイコマン役をやっていただくというのも面白いかもな…？
「ファン投票だからこそ、この賞が素直に喜べるんだ」と語る神谷明氏。おめでとう！
最新のアニメ情報を届けるアニメージュレーダーの表紙は、2号連続で「キン肉マン」だ！
映画オリジナル超人の名前が書いてある。アメラグ超人の部下より、ボスを載せてくれーい。
ちなみにここに掲載されている映画オリジナル超人はすべてキン消し化されている(アメラグ超人はボスだけ)
ハリゴラスや猛虎星人のキン消しは、ボリュームがあって迫力が凄くて好きだったなあ。
頭から鎖が生えている凶悪超人Aは、他校の体力測定会にお邪魔した時、体育館に大きなイラストが貼ってあったのをよく覚えている。神尾小学校のみんなよ。色んな超人がいる中で、なぜ凶悪超人Aを描いたんだい…？
映画情報。
劇場の横長スクリーンで映えるように、ロングショットのアクションにこだわったのだとか。
あれの事か！
ラーメンマンが木の間を飛び移りながら、ウコンの部下達を蹴散らすシーン！
あのアクションはカッコ良かった！他にも最後キン肉マンがオクトパスドラゴンに風林火山を決めるシーン。「動かざる事山の如し！」で火山が爆発。あれも最高だった！スクリーン映えするアクションが計算され尽くした作品だったのだなあ。また観たくなった！何度観てもいい。
番組表コーナー。
モンゴルマンの必殺技モンゴルの赤い砂塵て何？
この年は日本で記録的な大雪が観測された。
俗に言う五九豪雪である(昭和59年だから)
よく覚えている。私が住む熊本でもかなり積もっていたから。雪にはしゃぎ、キン消しで遊んだなあ。楽しかった。
1メートルくらい積もっていた記憶があるのだが、調べてみたら熊本市で12cmの積雪だったらしい。
しかし私が住んでいたのは山間部だったので、実際はそれ以上積もっていたはずだ。あれは絶対、膝から上くらいまで積もっていたぞ。
この記事を書いてて、なんと雪が降ってきた。今週は寒波がすごいらしい。みなさんもどうか気をつけて。