CCP キン肉マン KINスーツ原作ver.
本日、ようやくKINスーツが届いた。
今年一番の寒波が福岡上空に来ているので、補助パーツがカチコチだ。そのまま足にはめると塗装を傷つけるおそれがあるので、ドライヤーで柔らかくして装着した。
ブーツの角度をいじったが、どうも不安定すぎて自立しない。
補助パーツの外側がもうすこし広かったら安定していたんだが。補助パーツに空洞があるので、粘土、もしくはパテを詰めて重しにしてみると、安定するかもしれない。それは今度試してみよう。
どうしても気になる、スグルの頭の形。
でこっぱちすぎる。そしてへの字口。これではゴリラだ。
スグルはゴリラではなくブタ顔なのに。
白タンクトップと並べてみると、その体型のあまりの違いに驚いた。
身長差が出てしまっている。
右の白タンクトップが、ピーンと背伸びしきってこの身長なのに対し、KINスーツはやや前傾姿勢で膝を曲げて、この身長。
シリーズなのだから身長は揃えて欲しいなぁ。
そしてブログなどで紛糾していた「塗装が薄い問題」を検証してみた。
蛍光灯にかざしてみると、トサカからマスクにかけて光が透けている。
かたや、フェニックスは透けていない。
光を通さないということは、しっかり下地塗装をしているという証明だろう。
これがその証拠だ。
右足のジャージの裾に注目。これはジャージの塗装忘れなのだが、そのかわり下地塗装(サーフェイサー)のホワイトが露出している。
サーフェイサーの役割には、塗装の食いつきを良くするためや、発色を良くするためもあるが、他に光を遮る効果もあるのだ。フィギュアを撮影する際、ライティングに気を遣う方も多いと思う。そのライティングによってフィギュア本体が透け透けになると、とても安っぽく見えてしまう。おもちゃっぽく見えてしまうのだ。それを防ぐためにも、サーフェイサーはきちんと吹いておいた方がよいのだ。
このKINスーツは、その下地塗装がまったくされていない。肌色の成型色の上からシャドーを吹いただけのおそまつ行程だという事が露見してしまった。