3月24日(日)に届いたばかりのキンケシプレミアムvol.9
全15体!
まずは、今回の目玉である運命の5王子からほくほくレビュ~していこう。
【キン肉マンスーパーフェニックス】
ほくほく度
★★★★★★☆☆☆☆
いかり肩気味のポーズが印象的。
肘も鋭角にしなっている。
ソリッドなトレパンの造形がエキサイティング。
【キン肉マンゼブラ】
ほくほく度
★★★☆☆☆☆☆☆☆
どう考えても少年のような下半身だ。「筋肉ないのかよ?」と文句を言いたくなる(誰に言えばいいのやら)
新しいキンケシシリーズはここまでで200種類近く出ており、もはや出してくれるだけで感謝感激なのだが、散見する稚拙な造形にはガッカリなのである。
筋肉を丁寧にみっちり造形してある個体もあるので造形師が複数いる可能性が考えられるが、それなら技術は共有して欲しいものだ。「ここをこうしたらもっと良くなるよ」とか、切磋琢磨して欲しい。
【キン肉マンソルジャー】
ほくほく度
★★★★☆☆☆☆☆☆
ゼブラよりはマシという程度。どうも5王子になると評価が厳しくなってしまう。
が、こんな胴長短足の造形を見せられたら、やっぱり辛口にもなる。
流し目がセクシー風なので、★ひとつ加点。
【キン肉マンビッグボディ】
ほくほく度
★★★★☆☆☆☆☆☆
可もなく不可もなし。今回の5王子は、5体並べて★10個なのかもしれない。
単体だとまぬけだ。それは、旧キン消しのKINマークver.もそうだったのだが。
【キン肉マンマリポーサ】
ほくほく度
★★★☆☆☆☆☆☆☆
タイツのシワと下半身の筋肉の造形がしっかりしているので★6個あげても良かったのだが、接着剤によって首のゴムが溶けているので大幅なマイナスポインツ(うなじの部分に注目)
繰り返すが、造形は好きだ。
【スカルボーズ】
ほくほく度
★★★★★☆☆☆☆☆
原作では全身のSUKARUの文字が凶悪な雰囲気を醸し出していたスカルボーズだが、このキンケシプレミアム版は、アニメバージョンのデザインになっている。SUKARUの文字も少なく、寂しい限りだ。
ぜひガチャの方で原作版のスカルボーズを出して欲しいが、無理だろうなぁ~。
【デビルマジシャン】
ほくほく度
★★★★★★★☆☆☆
こちらもアニメバージョンのデザイン。
旧キン消しのデビルマジシャンの崇高な造形と比べると酷というものだが、これはこれで良いものだと思う。
【キン肉マン】
ほくほく度
★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
あいかわらず、霜降り明星のせいやみたいな顔のスグル。
新キンケシのスグルは、顔がぜ~~んぜん似てないぞ。いい加減にちゃんと仕事をしろ造形師。
【モンゴルマン(救世主(メシア)ver.)】
ほくほく度
★★★★★★★★★★
頭身もバッチリで、衣服の下に隠れた筋肉の造形もバッチリ。
これを担当した造形師さんは、アタル神父服ver.やガチャでヘルミッショネルズを担当していた方と同じだろう。
【アシュラマン(ブラッドユニットver.)】
ほくほく度
★★★★★★☆☆☆☆
アシュラマンはおおむねハズレ無しだが、腰飾りの装飾のウネウネがいつも造形してないので、なんか物足りないのである。
しかしこのブラッドユニットver.は大満足だ。
アシュラマンのアナザーアーム関連のフィギュアはどれもテンションが上がるが、これも例外ではない。6本の腕に宿らせた死んだ悪魔超人たちの腕が、大迫力で迫ってくる。
【キャノンボーラー】
ほくほく度
★★★☆☆☆☆☆☆☆
左足が変形している。これは見た瞬間、テンションが下がる。
造形自体もなんだか迫力がない。ボリュームはあるのに、迫力がない。
顔も、まるで落書きしたような残念な仕上がり。もっと丁寧に魂を込めて造形して欲しい。
このアニメ設定画を見ると、かなり忠実に造形してあるのが分かる。
アニメ版の王位キャラはディティールが簡素化されているので、フィギュアになるとのっぺりした印象を受けるのだ。サタンクロスしかり。マンリキしかり。
【モーターマン】
ほくほく度
★★★★★★★★★★
ボディに「MOTOR」のロゴがなくて寂しいが、アニメ版の造形だから仕方がない。
それを差し引いても、出来が良い。
筋肉の造形もしっかりしてるし、うん満足だ!
背中にメカっぽい突起が。
東映から貸し出されたアニメ設定画を元に造形してるのだろうか。かなり忠実だ。
だが背中の四角の大きさが違うのが惜しい。あえて?
【ハラボテ・マッスル】
ほくほく度
★★★★★☆☆☆☆☆
体形はいいのだが、表情が死んでいる気がする。
【ジャスティスマン(変身前ver.)】
ほくほく度
★★★★★★★★★★
大満足。これを毎回やれよ、これをよ。
しかもこれけっこう複雑な構造なのに、接着もされていないし、辮髪の隙間のバリがなく、きちんと抜いてある。
これまでのキンケシでは、ステカセのアンテナの隙間が抜かれてなかったり、ミスターVTRのカメラコードの隙間が抜かれてないなど、技術的に安い点が見受けられた。そして多用している接着である。今回の弾にしても、5王子の首はすべて接着だったりする。なんでそんな事をするのか分からないが、キン消しといえば一体成型なので、パーツが分割でなおかつ接着されているのを見るとひどく萎える。
このジャスティスマンの評価すべき点は、隙間がきちんと抜かれていて接着がないという点だ。
なによりプロポーションが素晴らしい。
かつてのキン消しでは当たり前だった事を当たり前にやっている。
同じジャスティスマンでも、プロポーションがこんなに違う。
頭でっかち造形師は今すぐクビにして欲しい。少々過激だが、言わせていただきたいのだ。
【ミハイルマン】
ほくほく度
★★★★★★★★★★
ウォーズマンの父ミハイルマンが、まさかの初キンケシ化。
これもまた良きプロポーションだ。