①2019年1月9日(水)~20日(日)
②中野・中野ザ・ポケット
③ボクラ団義
④相笠 萌さん
⑤1月15日(火)・19:00
⑥葬儀場に集まった十数人の男女、亡くなった一人の老男性、そこに集まったほぼ全員に彼の殺害について身に覚えがある。

ある一人の老男性が亡くなった。
彼の死には不自然な点が多くあった。
その男性の葬儀。
なぜか式を終了してもそこに残り続ける不可思議な十数人の男女。
そこに訪れた警察は、その中の一人に老男性殺害の容疑で事情を聞きたいと言う。
そして疑われた者は答えるー「その通りです。私が彼を殺しました」あっさり容疑を認めるその者に、警察よりもむしろ周りが驚く。
「え・・・、私も殺したんですけど」

『無罪潔白』を周りに譲り合う、妙に遠慮がちな殺人鬼たちによる犯行の告白。
それによって浮かび上がる、亡くなった一人の老男性の生涯。
彼の職業は芸術家だった。しかし確かな実力の傍らで、彼は他人の盗作、『贋作』を造り続けた。そしてそれを周りに隠し続けた。
実力がありながらも遠慮がちに偽ものを造り続けた彼の生涯。その生涯にピリオドを打ったのは本当は誰なのか。何故犯行の告白をするものが何人も存在するのか。何故、死ななければならなかったのか。一体何が本当の真実で、何が偽りなのか。
「私が殺した」「私も殺した」サスペンスコメディ舞台劇。





相笠 萌さん