森の中の小さな小さな家
赤い屋根が目印の
僕達の家

目が覚めると
外は雪が積もっていて
僕らは嬉しくて 楽しくて
うきうきしながら外に出た

『うっわ~!久しぶりの雪だな。』

嬉しそうに足元の雪を蹴りながら
どんどん森の奥へと二人で歩く

『あ、チャンミン、あれ』
ユノに言われて道の外れに目をやる

そこには紫色の小さな花が
雪を被って咲いていた

茎も葉も  そして花びらも
萎れることなく
しっかりと息づいている

『こんなに寒いのに…』

感心したように呟いて

そして

その花に負けないくらい
顔を綻ばせて
優しく微笑む

一生懸命 
生きている…

それに対しての
貴方の優しさが 僕にも伝わる

『へくっち…』

いつの間にか
ちらほらと雪が降り始め
僕らの頭や肩が白くなってた

「ユノ、そろそろ帰ろう。風邪をひいちゃう」

僕は
近くにあった 大きめの葉っぱをとり
ユノと一緒に頭にかざして

また
手を繋いで歩き出す

二人ともにこにこ笑って
寒いけど
気持ちはほかほかしてる

「ユノ。帰ったら、あったかいココアをいれるね。」

隣を見ると
ユノは嬉しそうに
目を細めて笑ってる

さ…、早く帰ろう♪