三冠王の落合博満が「俺流」と言ったのは、何とも絵になったけど、ゴロマキの権藤もどきの私にも「俺流」はある(笑)

パウンド・フォー・パウンドとは、米国で権威があるリング誌と言うボクシング専門誌が「パウンド・フォー・パウンド」となるものを何十年前に始めて、今では、パウンド・フォー・パウンドが最高の勲章のようになった。
パウンド・フォー・パウンドとは、全階級のボクサーが、仮に同じ体重にした場合、誰が一番強いか、と仮定の話で盛り上がると言う。

これについて、私ゴロマキの権藤は何も言う事はないが、日本人で初めてパウンド・フォー・パウンドに選ばれた井上尚弥には異論はない。

何故ならば、井上は相手を倒すからである。

倒したドネアはピークは過ぎてた、とか、ライトフライ級時代の井岡、或いは、ナバレッテとやらなかった、と言う記事も見たけれど、何とも。

井上を擁護する形になるが、ボクサーがピーク同士で試合するのは難しい。

過去を振り返って、ピーク同士の試合は、デラホーヤVSトリニダード、レナードVSバーンズくらいしか思いつかない。

ボクシングのマッチメイクは、テレビ局の問題やらが絡んで難しかったりする。

例えば、辰吉丈一郎VS薬師寺保栄の試合も、日テレの辰吉、TBSの薬師寺で、かなり実現は困難であった。

TBSの井岡、フジテレビの井上が試合するには困難が付きまとう。

なので、井上が井岡から逃げた、と決めつけるのは早計な気がする。

あれだけ世界チャンピオン相手に圧勝を続ける井上尚弥のパウンド・フォー・パウンドを受けいられないボクシングファンには…。