右矢印前回の続きですおすましペガサス

一度でも
自殺未遂を経験した人は
再び実行する確率がとても高い。

そんなことを聞いたことがあります。

決して、そうであるとは断言できませんし、
そのようなことを肯定する意味では
ありませんので、どうぞご理解ください。

私自身も…過去に2回。

「死にたい」よりは
「消えたい」だったように思いますが

もしあの時…
死ぬことを成し遂げていたら…
どんなにラクになれたのだろうか…?

心の奥底では
今でもそんな思考が消えずにいる、
そういう自分がいることもまた事実。

私の周囲では
現実に「自死」を選び、
現実に「実行」し、
現実に「成し遂げて」しまった、
そういう人たちもいて。

「成し遂げてしまった人」
「成し遂げなかった人」

越えてしまう一瞬と
越えずに終わる一瞬と。
そこにある違いは一体何なのか。

私はこの先もきっと考えてしまう。

自分の身近な人であっても
全く知らない遠い人であっても
悲しいお報せを耳にするたびに

私は「その瞬間」を
嫌でも考えずにはいられない。

何度も何度も
自分に置き換えて考えてしまう。

もう二度と自分自身が
「その一瞬」を越えないように

そしてまた

大切なわが子たちが
自分と同じ苦悩を味わうことなく
これからの人生を歩んで行ってほしい。

そんな思いを強くしながら考えてしまう。

生きるのが苦手な自分。
もしかしたら「死」の方向へ
ふっと引き込まれかねない、
そんな不安定な自分が
この先もどうやって生きていくのか。

「死」について考える。

それはつまり
「生」について考えること。

これから先も
私は自問自答を続けていくのでしょう。

いつか答えは見つかるのだろうか?
それとももう
答えは見つかっているのだろうか?

バラけそうな心のパズルでも
なんとかつなぎ合わせながら
今は今を「生きる」しかない。

パズルはバラけたっていいのだ。
何度でもつなぎ合わせればいい照れ

「死」について考えるシリーズは
ここで一旦終了いたします。

これからも同じような内容で
書くことがあるかもしれませんが
ここまでお読みいただいて
ありがとうございましたおねがい

これからも引き続き
よろしくお願いいたしますおすましペガサス