食事に関する古人の知恵
お酒ネタをもうひとつ![]()
ビール
やワイン
などの低濃度のアルコール溶液は、胃内容物の十二指腸への排出を促進する効果があります(高濃度では効果はありません)![]()
大ジョッキでビールをガブガブ、グビグビ飲めるのは、この作用によって、胃に入ったビールがどんどん十二指腸出ていくためだと考えます![]()
コーラなどにはこの排出促進作用はなく、すぐに胃がいっぱいになってしまうため、ビールのように大量に飲むことは難しいと考えられます![]()
アルコールのこの作用は古人も知っていたらしく、ビールやワインなどの低アルコール濃度のお酒は食前酒として定着しています![]()
これは食前酒を飲むことで、胃を空にすることにより食欲が増し、食事をおいしく食べられるのではないかと考えられます
また、胃の幽門腺にあるG細胞から消化管ホルモンのガストリンが分泌され、このガストリンによって胃底腺からの胃酸分泌が促進されます
ガストリンの分泌を促進するのは、ペプチドやアミノ酸などのタンパク質の分解産物なので、肉や魚などの主菜の前に、このようなタンパク質分解産物をとれば、胃酸の分泌が増すだけでなく、食欲も増し、消化もよくなると考えられます![]()
コンソメなどのスープやみそ汁には、タンパク質の分解産物が多く含まれており、前菜には最適なものになります![]()
食事の最初にスープが出てくるのは、この効果を利用しているのであり、これも古人の知恵だといえますね