デフレで見る日本の歴史。
いま日本はデフレである。
デフレというのはインフレに等しく絶対為政者がやってはいけない経済状態なのだが、実は結構日本は経験しているのだ。
最近だと井上順之助とかがアホで有名なんだけど。
今日は違う話をしようと思う。
時はなんと江戸時代。
あの有名な八代将軍徳川吉宗の享保の改革である。
享保の改革ははっきりいって大失敗だった。
最初、吉宗は紀州藩の大名で、米の増産と緊縮財政でなどで藩の財政を建て直した人物で、将軍になったときに同じ事を日本全国でやったのである。
どうなったか?
お米が日本にあふれかえって米価が落ちまくったのだ。
当時、武士の給料はお米で支払われていた。
武士は貰ったお米を銭に換えて生活していたのである。
米価が下がるとどうなるか?
武士の生活が困窮するのである(笑)
さらに当の江戸幕府も財政を悪化させる。
そらそうだ。
年貢は米だもん(笑)
いくら量が取れても食えない位作ったら採算取れないって話なのだ。
吉宗は物価統制令などを出して対抗しようとするが、かえって武士の生活が困窮する。
今度は肝心の米が売れなくなるんだもん(笑)
そして日本中の武士はえんさの声をあげながら傘張りなどをして糊口を養うのであった。
ちゃんちゃん。
まだ終わらない(笑)
次に吉宗は張り切って言った。
『このような時代に贅沢はまかりならん!』
倹約令、つまり今の表現で言えば緊縮財政をしたのである。
結果は想像つきますわな。
物が売れなくなり、サービス業が衰退し、失業者があふれかえって人心が荒廃したのです。
その証拠に享保の改革前後で一揆の回数は増加し、人口が増えることはなかった。
まー、なんというか。
主婦感覚と言うのか。
ミクロ経済感覚でしか物を考えれない奴は経営者やったらあきまへん。
享保の改革は大失敗でした。
だが、これを救ったのがなんと大岡越前(笑)
改鋳を進言し、役場に1両を持ってくれば、混ぜ物を増やして金を薄くして1.6両と交換したのです。
これを通貨増量策、リフレーションと言うのですが。
これがあたって米価は落ちつき、通貨量が増えたことにより消費が増え人心は落ち着いたと。
そういうことなんですな。
このリフレーション政策は現代の経済学でも高く評価されているものなのです。
為政者が野田でもバカでもドジョウでも。
大岡越前たる日銀がリフレーションを行うべきなのですが。
日銀もアホだからいま、日本の人心は荒廃しております(笑)
ところで白川総帥ってズラっぽくないですか?