統合失調症②。
総ての精神過程の統一性および秩序が欠けていることを特徴としている。
相反する表象と情動とが相互に不十分に適合され、また平行的に矛盾を孕んで流れていく。
健康者の夢や自閉的および蒼古的思考におけるように、分裂病者の中では、現実にこだわることなく、自己の矛盾した本性および自己の矛盾した希望と不安とに基づいて、世界についての1つの像を形成しようとする傾向が優位をしめる。
その結果、思考と感情生活の滅裂が生じ、また自己を統一的な人格として感じることが不可能となる。
(E.&M. ブロイラー)
うーん…名文…。
このくらいうまく書けるなら、自分の記録ももう少し格調が高くなるのに(笑)
ボクは中学生なみの作文能力なので、少々頭が悪そうに見えるのはご愛敬(笑)
油断するといつも同じような文章になってしまう。
E.ブロイラーのような文章は頑張って書けるようにはならないよね。
無理に書こうとすればマンション売りのチラシなみの臭さになるのは必至だ。
(例①閑静な住宅街→周りになにもないという意味)
(例②コンビニまで徒歩5分→近くにスーパーはないという意味)
(例③築浅→新しいこと以外にアピールすることはないのか)
E.ブロイラーはスイスの精神科医(1857-1939)。
当時、異端と言われたフロイトを最初に認め、弟子のユングを送ったという逸話がある。
上記の文章だけど、これを読んで、「ひょっとしたら私は統合失調症かも?」と思う人がいたとしたら、その人はたぶん統合失調症ではないでしょ(98%以上)。
自分はこれに当たっているかも?と思う人は「解離性パーソナリティ障害」くらいなのかもしれない。
なぜなら解離では幻聴などの異常体験も出現しうるから。
真に健康な人と本当に統合失調症の人は「自分はこれではない」と間違いなく思うでしょう。
もちろん大半の神経症や躁うつ病(うつ病も含む)の人たちもそうである。
ちょっと思ったのだけど、今の時代で、統合失調症の人でこれほどのものが周囲に感じられる人も少ないような気がする。
統合失調症も軽症化しているからっていうのが理由で。
自分の家族に統合失調症の人がいて「自分の息子はこんな風ではない」と思ったとしたら、統合失調症としては軽いか誤診されているのだと思う。
今の若い人たちは、この文章にあるような人たちはほとんどいない。
治療も良くなっているから。