『眠れるような薬を持ってないか?』
深夜に突然義父から電話がありました。
理由を聞くと母親の様子がおかしいとのこと。
娘を旦那にお願いして1人で実家に急ぎました。
母はというと、、、、
『○○を起こさないと、、、遅刻する!』と言っては寝ている弟を起こそうとしたり、『隣の家から声が聞こえる』と言ってキョロキョロしたり、ブツブツ独り言言ったり、横になったかと思ったら突然歩き出したりと明らかにおかしくなっていました。
『頭がおかしくなってしまった、、、😨』
なんとかなだめ続けて明け方やっと眠りについた母。
義父の話では、前日就寝するまではいつもと変わらなかったが、その日は使いこんだ会社のお金の返済等について話し合いをしていたため、そのストレスからおかしくなったのでは、、、という事でした。
翌日以降は義父の会社に謝罪に行ったり、親戚達で家族会議したりとバタバタな日々。
母は不眠や気分の落ち込みが激しく、安定剤を内服するようになりましたがおかしい行動はあの日以降ほとんどなくなっていました。
母と義父は結局離婚する事になり、当時中学生だった弟と母は母子家庭となりました。
義父は借金返済が始まり、安定剤を内服している母は働く事が困難。
私も当時家庭を持っていたため援助が難しく、母は生活保護を受ける事になりました。
この時点で私としては青天の霹靂といいますか、思ってもみない出来事が続き、幸せだと思ってた人生が変わってしまったな、、、と不安でいっぱいだったコトを覚えています。
しかしまだまだ序の口で、ここから約22年間母に苦しめられる事になります、、、。