人生を真剣に生きるのもいいですが、笑い飛ばしながら
生きたほうがいいように思います。
正岡子規の生き方はすてきです。
子規は脊髄カリエスという病気になりました。
当時は、痛みを止めるモルヒネは使われていませんでしたので、
ものすごい激痛だったでしょう。それを笑い飛ばして諧謔的な精神で
俳句を作っていました。後世に残された子規の句を多くの人が、
「レベルが高く、深い句だ」「美意識がすごい」と言います。
しかし、彼の闘病生活を見ていくと、病気をいかに笑いに変えるか、
ということで、俳句は詠まれているようです。
詠んでる瞬間の子規は、ほとんどジョークで詠んでいる。
脊髄カリエスになる前は肺結核で、咳をするとダバッと血を吐いて
いました。それで、「鳴いて血を吐くホトトギス」という意味で、子規は
(ホトトギス)というペンネームを名乗りました。
ホトトギスの子どもは、口をあけると喉が赤いのですが、喉の赤が
沢山見える子どもほど、元気で、弱々しい子はちょっとしか口を
開けません。その喉の赤が沢山見える子どもに沢山餌をやるのが、
ホトトギスの親の本能です。
当時の子規は、1つ句を詠むたびに血を吐いているような状態でした。
どんなにひどい状態でも、それを笑顔で笑い飛ばすという生き方はすばらしい。
マキノ出版 「神さまを味方にする法則」
小林 正観さん