「スニーキング・ミッション2」① | 狂犬アスラムのグラディエーター戦記……イルーナ戦記ミスルナ

狂犬アスラムのグラディエーター戦記……イルーナ戦記ミスルナ

イルーナ戦記内の戦闘スキルやステータス、シナリオや見えない裏事情などを、
愛と熱情と妄想のみで活字変換して具現化する、
為にならない自己満足な独り言。

たまに関係ないこと書きます。

たまに歌います。

たまにエロい。

ミスルナにて活動中。



デーデーデーデデデンー♪


デーデーデーデデデンー♪


デデッデデッデ!デデッデデッデ!


フーーーーーーーーン...♪









デーデーデー



デデデデーデーデー











ピリリリ!ピリリリ!ピリリリ!


チュイー...ン



アスラム・スネーク
「こちらスネーク...
オタコン、聴こえるか」









オタコン
「感度良好。スネーク、無事かい?」




スネーク
「ああ、問題ない。
無事にヴァラントの街に潜入した。

壁の釘に引っ掛けて
ステルス迷彩が壊れてしまったが」





オタコン
もうステルス迷彩の変えは
期待しないでくれよ?
うちは軍じゃないんだ」






スネーク
「いつまでもあんなものに
頼っているつもりはない。




……非営利団体、
反2スロガチャ財団法人
フィランソロピー……」




オタコン
「民間だから軍属よりはずっと気楽だろ?
プライバシーは守られるし、
変な薬を飲まされることも無い」








スネーク
「懐かしいな。
あれからもう1年以上経つのか……」






オタコン
「そうだね...。

シャドーモセス島の事件以来、
2スロガチャが世界に一気に拡散した。

今や、武器も特殊も追加も、
更には体装備にまで
2スロガチャが実装されている。

世界の富豪達は挙ってガチャに明け暮れ、
アソビ〇モは着々と
巨万の富を蓄えつつある。」





スネーク
「おかげで皆挙って2スロ祭りだ。
代わりに1スロの価値は暴落したが。

俺が死に物狂いで狩り続け、
やっと手にしたミリチェ蟻だって、

今ではZガンダムが出た後の
マークII扱いだ」




オタコン
「ガンダムを引き合いに出すなんて、
スネーク、
キミも、オタクかい?」





スネーク
「否定も肯定も暫定もしない。

それでオタコン。
その2スロガチャとメタルギアとに
何か関係が?」







オタコン
「うん。関係ない。100パー関係ないよ。

スネーク、
今回キミに動いてもらったのには
重要な意味があるんだ……」










スネーク
「勿体ぶる
オタコン
「キレるのが早いよスネーク
まあ落ち着けよ。

まずは目標となる
モブの所まで移動するんだ。
到着次第、詳しく説明するよ」



スネーク
「...了解した」










チュイー...ン




スネーク
「こちらスネーク。現地に到着した。

……何だかペラッペラなヤツが
彷徨いているようだが……?」







オタコン
「スネーク。
それが今回の目標である
『ワイルドリング』をドロップするモブ
『カードソルジャー』だよ」






スネーク
「猥倫……!」
 



オタコン
「当て字のチョイスがアレだけど、
そう、ワイリンだ。
ワイルドリング、2スロ……。
それが今回の目標となる」





スネーク
「オタコン、俺だって色々成長した。

ミリチェだって
今や2スロを所持しているし
他の2スロだってそれなりに揃えている。
今更、ワイリン2スロを奪取して
どうする気なんだ?




オタコン
「僕の得た情報によれば、
この先近々、イルーナで、
大規模な大会が開催されるらしい」



スネーク
「大会……?」




オタコン
「スネーク、覚えているかい?
昔、廃人プレイヤー達が凌ぎを削って
開催していた、あの大会を。

どれだけダメージを出せるか
それのみに一点を絞る。

パルルやダルカンでは常に開催され、
僕らミスルナ民には最後まで
出来なかった、あの……」





スネーク
「大喜利大会か...!」


オタコン
「火力大会だよ」





スネーク
「フィアー
カー二ヴォー!!!!!」



オタコン
「何故英語で叫んだのかはさて置き、
そう。火力大会が開催されるらしいんだ」




スネーク
「そいつはビッグニュースだ!
ビッグボスニュースだな!

で?
火力大会とメタルギアとに
なにかかんけ」

オタコン
「スネーク。
キミはワイリン2スロを奪取して、
その火力大会に参加するんだ。
それが今回の任務の
最大の目的なんだよ」





スネーク
「なんで?」






オタコン
「……。

いいかいスネーク。
キミは今まで、グラディエーターとして
ブログやYouTubeという媒体を介し、
様々な情報を発進してきた。

それをきっかけに
グラディエーターとして
戦場に足を踏み入れた者さえいる。

つまりだ。
キミには責任があるんだよ。

1グラディエーターとして、
結果はどうであれ、
参加を表明する責務がキミにはある





スネーク
「えーやだー」





オタコン
「スネーク。
残念ながらキミに選択肢はないよ?
観念してワイリン2スロを奪取するんだ。

今のキミでは
残念ながらブランクが大きすぎる。

せめてワイリン2スロでも無ければ、
並みいる8スロ剣闘士たちの
足元にも及ばない。


ワイリン2スロを手に入れて、
火力大会に爪痕を残す...

それが、
ビッグボスの意志を受け継ぐ者の
宿命なんだ」






スネーク
「アウターヘブン...!


...分かったオタコン。
任務を続行しよう。






レス・エンファントス・テレブレス...
『恐るべき子供達計画』。

アナログクローン技術と
スーパーベイビー法によって産まれてきた
全てのチビッ子剣闘士達の為に...!」





オタコン
「違うけどね」






スネーク
「まああれだ!
大丈夫だオタコン!

俺にはあの必殺のCQCがある!

そう……」







スネーク
「間違えた、
無限狩りだ








オタコン
「あー...えーとスネーク。

一応、確認してもいいかな?」




スネーク
「なんだ」




オタコン
「去年、職のバランス調整が
運営によって行われたという
ニュースは抑えているかい?」





スネーク
「なにそれ」








オタコン
「……うん。
その時のバランス調整で、
前々から問題視されてきた、
グラディエーターの
『無限・無効狩り』……


出来なくなってしまったんだよね。


知らなかったかい?」








「……。」















スネーク
「( º дº)<キエェェェエエェェェ!!」






オタコン
「大丈夫かいっ!スネーク!


スネーク!?




スネーーーーク!!!








to be continued