ローバー75 タイミングベルト リア側2本の交換です。 V型6気筒エンジンが横置きになっていますので、「フロント」が右側 ( 画像向かって左側 ) 、「リア」が左側 ( 画像向かって右側 )です。

 

まず、エアークリーナーのユニットを取り外します。

 

フタをはずすと、エレメントがあります。これをボックスごと引き抜き、取り外します。

 

フレキシブルのゴムパイプの中には、いつもの事ですが、ブローバイガスに含まれるオイルが溜っているのできれいに清掃しておきます。

 

エアークリーナーを取り除いた状態です。

 

次にバッテリーを収納ハウスごと除去。

 

スロットルも除去

 

続いてエアー・インテーク・マニホールドを取り外します。ここで、左右にタイミングベルトのハウジングが見えるようになりました。

 

タイミングベルトのカバーを取り外します

 

先ず奇数燃焼室側です。ラジエターのすぐ後ろにあり、ラジエターホースなどの水脈が3本通っていて相当邪魔です。

 

こちらもギア位置がずれないようにマーキングしておきます。

 

取り外すのはこちらだけです。

 

ギアの軸にある切り欠きに・・・

 

ギア裏側の突起を合わせて取り付けます。

 

取り外したベルト(左)と、未使用のベルト(右)です

 

細かく見ると表面が磨耗しており、山の頂点に刻まれた溝が浅くなっているような気もします。この溝が無いと、回転時の音がうるさくなるそうです。

 

偶数側カムシャフトギアのベルトも同じ要領で交換します。

 

手前のギアの2か所にラインが入っていますが、この線が、2個のギアの中心を結ぶ線に対して直角になるように固定してベルトを交換すると、楽に脱着できます。…ということで、難なく交換が完了しました。

 

 

ここからは別件ですが、ついでに修理を行います。以前からブローバイガスにクーラントが混入する現象に悩まされていました。クーラント水が混入する場所って…と考えていたのですが、インテークマニホールドのロア・インレットに水脈が走っていることに気付き、「ここしかない」ということに。

そこで、まず奇数側燃焼室のインテークマニホールド。ロア・インレットを取り外すと、ありました。燃焼室の左右の小さな穴が水脈です。ガスケットもかなり汚れていますが… 

 

取り外してみると、水脈部分が割れていました。 これか~!

 

インレット側の接合面も汚れています。

 

こちらは偶数側燃焼室のロアインレットを取り外したところのガスケットです。すごい汚れ。。

 

俯瞰画像(全体図)です

 

ガスケットを剥がし、

 

1500番のペーパーで磨いて

 

新しいガスケットを挟んで組み上げました。あとは分解の逆の手順でインテークマニホールド、スロットル、バッテリー、エアエレメントを戻して完成しました。なお、インレットを取り外すにあたって、燃料系のパイプやインジェクションも取り外したので、燃料漏れがないかの確認にも注意しました。ブローバイへのクーラント水の混入は暫く乗ってみないと分かりませんが、試運転の結果、漏れはありません。