当初、熊本県菊池郡菊陽町原水(はらみず)にある
熊本県立技術短期大学の講堂が食糧受け入れ施設でしたが
移動中に県から入電があり、
受け入れ施設が熊本県庁に変更になりました。
ルートの変更は、土地勘がありますから大丈夫!ナビなんて不要です。

植木ICを降りて国道3号線に合流すると、渋滞に嵌りました。
でも大丈夫! 脇道に逃げるとガラガラ。
一路熊本県庁を目指して快調に進みます。

暫くして市内の大きなバイパスに入ります。
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路肩に散らばるゴム

橋梁部分と陸路の境目にはめ込まれた緩衝材が
大きな揺れで粉砕され、飛び出したものです。
こうした境界部分は要注意!
私たちを追い越して行った4トンダンプが
時速60kmくらいで走っていたのですが
ドーンという音響とともにジャンプしてました。
橋梁全体が持ち上がり、段差が生じている箇所がいくつもあります。
走行中に大きな余震が襲うこともありますから
とにかく速度を落として 安全第一です!

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1階部分が押しつぶされたビル
このビルは1階に会社があり
2階から上が社宅なのでしょうか…?
倒壊の恐れがあり、パイロン規制がありました。

報道では全く出てきませんが
こうした被害は、市内各所に点在しています。

熊本県庁に到着したのは午後6時。
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30分後の6時半には真っ暗になりました。

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南館(本館)1階ロビーには、近くから避難して来た人たちが
着の身着のまま横になり、長い夜を迎えていました。
ここには電気も通っていて
建物自体は、築50余年を思わせないほど凛とした姿でしたが
トイレを借りると… 臭い!
そうなんです。熊本市水道は全面停止。
そのため、水洗施設が一切使用できないのです。
皆さんはペットボトルの水で口をゆすぐ程度しかできません。
余震が続く中、そして再び冷え込む夜が続いていますが
毛布一枚で寒さを凌いでいます。

熊本県庁には10トンクラスの大型トレーラーが列を成して待機しています。
北館(新館)では、支援物資の水や食糧を降ろしていました。
さすがに、フォークリフトなどあるはずもなく
2リットルのペットが6本入ったダンポール箱(12kg)数千ケースを
全て手作業でバケツリレーするしかありません。

ガルウィングのトレーラーが入り扉が開くと
延々とその作業を繰り返し
1台が終わると次のトレーラー…
この「荷卸し」を、県職員の皆さんがやっておられます。
自宅も被災しておられるのに と思うと、本当に頭が下がります。

また、後から後からやって来る支援車両の誘導や
そのたびに低く腰を折って「ありがとうございます」と述べられる皆さまは
その多くが女性職員でした。

交通整理をしておられた男性職員と少し会話をしたのですが
「家の中はガタガタだけど、なんとか過せる。交替勤務で出てきました。」


大規模災害時には
公助・共助・自助の3要素が大切です。

公助とは、国や県、市町村といった自治体の助け
共助とは、避難施設や自治会、隣組での助け合い
自助とは、自分でなんとかしようという自立の心構えです。

日本という国には、この3要素があるからこそ
こうした事態になっても略奪や奪い合い、暴動が起きません。
しかし、中には悪い奴もいて、
今回も空き巣・窃盗が発生し始めていますし
他者への気遣いが優先するあまり
「エコノミークラス・シンドローム」などの症状が発生しています。
もっと「共助」が必要なのでしょうかね~。

3時間ほど待機していると
熊本県庁のロビーも物資で埋まり、受け入れが困難になりました。
そこで、待機している車両は熊本市の「運動公園」へと移動することに。

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降り始めた雨がどんどん激しくなります。

ふと気付くと…

おにぎり

自分たちの食糧を持ってきていません。
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出発前に玄徳のラーメンセット 食べてきてよかった~(涙)。。

でも、コレは大きな落とし穴です。
食糧支援に来てて
現地のゴハンをいただく訳には参りません。

コンビニも何も営業してませんから…
見渡すと、明かりの点いた自販機ハッケン!!
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ん~、 これ飲んだら 余計喉が渇きそうだから、 残ってたのね…(泣)。。

プシュッとキャップをひねると、クルマの室内一杯に広がる 独特のメロン臭(笑)!
しゅわっと炭酸の刺激も懐かしい 小学校前の駄菓子屋さんの味でした。
おばちゃん、流石に もう生きとらんやろうね~(懐)。。


17日深夜24時
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ようやく順番が回ってきました。
ドライバーさんと3人で荷解き、荷降ろしです。

ここでもボランティアの市職員の皆さまが頑張っておられ
降ろした荷物を台車で運び、仕分け作業に奔走しておられます。

18日の午前1時半
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任務を完了したドライバーさんたち
本当にありがとうございました!気をつけて帰還してくださいね~!!

後方では、宮崎から来た10トン車から「天然水」の荷降ろしが続いています。

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2台の出発を見送ったあと
私は現地に残り…

同僚と合流して携帯充電器やブルーシートを渡し、
暫く 現地の様子などを聞いて、午前3時に熊本を後にしました。
同僚は小型自動車に夫婦で寝泊りしながら
ガラスが割れた現地の店舗の番をしていました(汗)。



ところで、現地での余震なんですが…

ごごごごごご…
ゆっさ ゆっさ ゆっさ

と思ってたら、全然違うんです。





ドーン!


という爆発音と共に
足の下から突き上げられます。

その激しさと言ったら
まるで、地下に水爆の実験場でもあるかのようです。

これが、突然襲う恐怖と言ったらありません…。

携帯

さて、待ち時間の間に、熊本在住の友人とも連絡が取れました。
ダンナも奥さんも 高校時代の学友ですので
交替で声を聞くことができました。
家族は皆元気とのことで、ひとまず安心しましたが
屋根瓦は落ちたまま、ブルーシートを掛けるのも危ないため
そのまま、庭の車中で雨の夜を迎えたようです。




さて、深夜とあって
一般道も高速もガラガラです。

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すれ違う下り路線は
やはり緊急車両の列が続いています。
おそらく交代要員なんでしょうか。
或いは、遠方からの緊急派遣の到着かも知れません。

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福岡が近付く頃には、視界が
上の画像のような感じになってきました。
…ヤバイ。
眠い…。

我が家まであと少しという距離でしたが
基山PAにクルマを止め2~3時間の仮眠をとり
午前様で、無事帰宅しました。

クルマを止め、ドアを開けると
ガチャッと玄関が開き、カミさんが迎えてくれました。
聞くと、3時頃まで起きて待っていたとのこと。

それから朝食を作り
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デザートも(笑)…
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これがあるから、支援活動も続けられます!


Call for 2016 KumamotoEarthquake Donations
Kumamoto Prefecture is currentlytaking donations to help those affected by the earthquakes
that started onApril 14. Donations will be accepted until June 30.
We are requesting donations to be sent by banktransfers using the information listed below.
Thank you.



平成28年熊本地震 義援金の募集について
↑ クリック(熊本県のHPに飛びます)

平成28年熊本地震災害に伴う救援物資の受入れについて(更新)

最終更新日:2016年4月19日
平成28年熊本地震については、多くの方々から御心配・御支援をいただき、誠にありがとうございます。現在、余震が続いていること、交通渋滞等の事情を考慮し、ほとんどの宅配事業者が本県内への配送の受付を中止している状況となっていましたが、下記のとおり一部限定的に再開されています。
また、県でいったん物資を受領する形での御支援の申し出を多くいただいていますが、被災者の方々の即時のニーズに対応し、より早くお届けする観点から、被災市町村に直接お申し出いただくか、義援金http://www.pref.kumamoto.jp/common/images/newwin.gifによる御支援を御案内しています。
 
なお、お住まいの自治体が、熊本県内への救援物資を受け付けておられるかについては、各自治体へ御確認いただきますようお願いします。
 
                          記 
4月19日 21時00分現在
・佐川急便が熊本県内への荷物の受付を一部再開しました。(上益城郡・菊池郡菊陽町・阿蘇市・阿蘇郡を除く)
・日本郵便が熊本県内への荷物の受付を一部再開しました。(上益城郡・阿蘇市・阿蘇郡を除く)
・ヤマト運輸が熊本県内への荷物の受付を再開しました。(上益城郡・阿蘇市・阿蘇郡の自宅・会社等を除く)
・通常より到着が遅れる、自宅・会社等での受取りができないなどの制限がある場合があります。
 詳細は、各事業者に御確認をお願いいたします。
 
健康福祉政策課 福祉のまちづくり室
電話:096-333-2201
   096-333-2202  ※いずれも直通電話です。
受付可能時間:午前8時30分~午後10時00分

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 私も 皆さまから元気をいただきました!