小2の夏に我がボロ家の一員になったジェリー、


親が外に出して好きにさせていまして


んんっと、サザエさんちのタマみたいなもんかなぁ


当時の住まいは平屋のボロイ借家で、

庭だけが広く、立地は最高なので気に入っていました。

(自分の部屋を持つ事を夢見る子供だったんだわ~w)

車の往来もそれほど無いし、広い範囲で顔見知りがいたので

猫が外にいれば、ウチの前を通る人が

「キツネちゃんちの猫、道路の向こうに居たよ~」

とみんな教えてくれました。

その頃の地元の認識では

半分外、半分家で暮らす猫が主流だったようです。

キツネも何の疑いも持っていませんでした。


数年後、知らない人が大きなダンボールを持って

ウチに怒鳴り込みに来ましたよ。

(こういう事件は多かったので結構平気だったw)


「このグレーの仔猫はお宅の猫が親だ!飼え!」

そう言って生まれたばかりであろう仔猫を

置いて帰ろうとします。

なんとか母親が落ち着かせ、相手は大人しく帰りました。

でも、この時に母親が何を話したのかは分かりません。

あの人の事だから保健所を勧めたんじゃないか?と

今になって思い始めてる・・・・


この騒ぎの時は、メスが外に出れば妊娠するに決まってるんだから

手術しないメスが悪い!と思ってました。

産むのはメスなのに何で悪者にされなきゃいけないの?って。


母親に何か吹き込まれていたのかもしれないけど

ウチのジェリーに手術するなんて考えた事なんか無く。

ワクチンとか、駆虫とか、フロントラインとか

そんな情報自体全く持って無かった。


かろうじて、猫に食べさせちゃいけない物くらいかな

知ってた事って。