稲盛和夫氏の著書「京セラフィロソフィー」の中に、こんな文面があります。

自ら燃える

物には、可燃性、不燃性、自然性のものがあるように、人間のタイプにも火を近づけると燃え上

がる可燃性の人、火を近づけても燃えない不燃性の人、自分でカッカと燃え上がる自然性の人が

います。

何かを成し遂げようとする人は、自ら燃える情熱をもたなければなりません。

この燃えるということに追随し考えると、私はその人が如何に「熱」を持ってそれを発するか

ということが、仕事において重要な気がします。

「熱」とは、懸命さ、誠実さ、情熱、熱意、人の心の奥底から伝わってくるその人のエネルギー

そのもの。

この熱を自分が発する言葉に乗せて人に伝え、

聞いてくれる人が、その「熱」を理解し、行動に移すか、相手も変わっていくのでしょう。

私の上司は、

その「熱」が、伝わってきます。何時もは冷静ですが、会議の時の上司は

言葉が、生きており、体全体のパワーを使って言葉を発し、「熱を」放出して話をするために

内容がぐいぐい、刺さってきます。

 その上司は、我々を成長させたい「熱を」持っているのだと思います。

そこには、尊敬の念や影響力が生まれてくるような気がします。

まさに「熱」は、仕事や指導において非常に重要な要素です。

私は「熱」を持って、発し、ヒトに良い影響を与える人間になりたいです。


人を変えようとするときも、指導側が、持っている「熱」は重要です。

如何に真剣に向き合い「熱」を伝えるか・・・・。う~ん。難しい。


 また、人を変えるには、自分も変わらなければいけないと思っています。

兎角、人を変えたいと思う時はその人に趣をおきますが、まずは自分が変わることや

真剣でなけらば、人を変えることができないでしょう。

人を育てること、人を変えることは、非常に難しいことではありますが、常に自身を問い但し、

自己省し、自己改善する。まずは、そこから取り組んでいき、私も「熱」を人に伝えられるスキ

ル身に着けて、人を成長させていければと思います。