20代前半の頃な


呑みに行くのに小洒落た店好むやん皆んな

イタ飯イタ飯

て皆んなイタ飯で頭いっぱいだった時期があってな

日々イタ飯屋で呑んでたんやわ


ある日な、いつものグループで新しいイタ飯屋の話ししててんわ

もちろんその娘も会話に入ってんで


ねえ、よくイタ飯って言ってるけど私抜きで行ってる?


て不安そうに言うんよ

何言うとん!こないだも一緒に行ったやんか!

言うわな


え、炒飯専門店の事やなかったん?行かないのにイタ飯イタ飯言うから何かな思ってた。


かわいい娘やなあ

て思ったわ。

まあ、この娘中々の天然さんやって面白くて好きやったわ。

本物の天然さんは生きてきてこの娘たった1人しか出逢えなかったんやで。


今更の歳で出逢う天然さんは

ええとこ育ちのお婆様方以外は偽者やしな。

だからmamirincoは近所に住んでるお婆様方が大好きや。天然に限るがな。

利便性のええ所住んでると

天使も悪魔も魑魅魍魎意外と多くてな。

この町内は伏魔殿やと思う。

外出して一番に出会う知り合いで本日のラッキー度を勝手に占って遊んでる。


mamirincoも皆んなも頑張って暮らし抜くんやで。