ふと思い立ち
今は亡き婆ちゃんち(母の実家)に
行ってみようと車を走らせた
子供の頃は
車で4〜5時間くらいかかったと
記憶しているが
アクアラインが開通して
だいぶ近くなったと思う
とは言え ど田舎、山の中
例の豪雨で
あちこち土砂崩れの痕跡が
通行止めの影響で
普段混まない田舎の道が混み
迂回に次ぐ迂回で
途中からナビが
おかしな道を案内しだしたり
迷いながら
なんとか辿り着いた
懐かしい婆ちゃんちの景色
わだちに沿って
細道をどんどん進むと
ウリ坊に遭遇
もう誰も住んでいない家の周囲は
行く手を阻むように
草木が鬱蒼と生い茂り
なかなかの廃墟と化した
ポツンと一軒家
子供の頃は広大に感じた
家も庭も
凧揚げに走り回った向かいの小山も
何もかも小さく見えた
家の裏手の山道を
少し行くと墓がある
右手に田んぼがあったはずだが
竹藪に覆われ入り口が分からない
車では進めないので
降りて歩いて行く
豪雨でぬかるんだ泥道を進むと
ようやく墓が見えてきた
この先は行き止まり
猪の存在は確認済みだけど
熊も出て来そうな
そんな場所
しかも先祖代々
少なくとも婆ちゃんまで土葬だし
ジメジメしていて薄暗くて
子供の頃から怖い印象しかない
持って来た掃除道具を使い
泥と落ち葉に覆われた墓石を磨き
花と和菓子と柿を供え
線香を焚き
20年も来なかった無礼を詫びた
苔むした墓誌に目を凝らすと
8年前に伯母さん
10年前に伯父さんの名が…
わりと最近なことに驚いたけど
婆ちゃん(99)含め
皆、享年90歳以上だったことに
もっと驚いた笑
母は短命だったのに(51)
婆ちゃんも伯父さんも伯母さんも
その倍近く生きたんだな
婆ちゃんは厳しくて恐かったけど
伯父さんは面白くて大好きだった
夏休みには毎年
九十九里浜へ連れてってもらってたのに
何も恩返し出来なかったわ
生きてるうちに1度でも
会いに行くべきだったよな
枝葉をかき分け進んだ愛車は
両サイド小傷だらけ
車が無いと行けないのに
道がこんな荒れ果てた状態じゃ
もう行けないや
伯父さん伯母さん
婆ちゃんごめんねー
千葉の三大ラーメンの一つ
らーめん八平にて
アリランチャーシュー食べて帰宅
秘境にあるにも関わらず
相変わらず人気で
平日なのに
あっという間に満席に
個人的には1番は竹岡式
2番は勝浦タンタン
アリランは3番かな
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