印刷職人である老人の”最後の純愛”を貫くべく、命がけで老人が愛するモエ子を救った
修、亨と老人であったが、夜の呑み屋街で修と亨が観たのは
夜の世界に身を落とすモエ子の姿だった・・・
このシーンの冒頭に三番街の青線地帯の映像がインサートされている事から、
モエ子は街の”小料理屋”で春を売る様になった設定なのだろう。
モエ子が堕ちれば堕ちるほどこのシーンは活きてくる。
当時建物の角は”入り隅”になっていたが、現在は普通の”出隅”になっている為
当時と現在とでは若干イメージが異なるが建物自体は当時の物が現存。
モエ子の店は現存するが現在は商店街の管理組合事務所となっている。
当時から営業を続けているお店の主人に伺った所、ここはカウンターのみの
狭いBarだったそうである。
現在は閉店しているが、後方のパチンコ屋の建物もも現存。
■ちなみに、このシーンで使用されている劇中歌の内の1曲が、現在では放送禁止扱いとされている為
市販のメディアでは曲が差し替えられている。完全に曲がオミットされているのは
全話を通して見てもこのシーンだけだろう。