恐らく私の人生でも1位、2位を争う黒歴史になる
だろう出来事を書いていきます。
死ぬ間際に、もし人生を振り返ることができたら、
必ず思い出すと思います。


暫くLINEでメッセージのやりとりを続けたあと、

コウジから電話で話したいと言われました。

緊張しながら電話に出ると、コウジの声は

とても素敵で、とても楽しくて、時間を忘れて

長電話をしていました。

なんていうか、LINEも電話もすごくしっくり

くる。

話してて違和感みたいなものが全くない。

それは彼の考え方もそうだし、波長も合う

という感じでした。

いい歳して恥ずかしいですが、コウジが

運命の人キラキラだと思いました。

コウジも同じように思ってくれていたようで、

だんだん「もし俺たちが結婚したら、、」

なんて話をしてくるようになりました。

LINEでのやりとりを始めて2週間。


そんな話をしていてもまだ会ってない私たち。

会って面と向かって話さないと何も始まらない。

遅番シフトのコウジの終業時間合わせて、

夜遅い時間に中間地点で会おうということに

なりました。

私はとても緊張していました。

タイプじゃないと思われたらどうしよう、

会ってからLINEがこなくなったらどうしよう。

だけど会わなきゃ前に進めない!

コウジに惹かれている分、ダメになるのが

とても怖かったです。


そんな不安を抱えながら、深夜のファミレスで

私たちは初めて顔を合わせました。



つづく