盆前後に北海道の実家に帰省することになった。予定は4泊5日。
俺『どこか行きたいところあるかい?』ヤツ『う~ん・・・わからないから任せる』俺『そか・・・・』
俺『じゃ~1日は小樽行こうか!近いし、オルゴール堂とかガラス細工見に行こう』。ヤツ『うんうん』
出発当日
もう家出る時間なんだけど・・・・時間になっても出る気配がない・・・(いつものことだが・・・イライラする・・・)
だって、飛行機はまってくれないんだけど・・・・
ようやく出発・・・間に合うのか?どう考えてもギリギリだろう・・・
電車に乗るため階段を駆け上がる!ヤツ『何で一人で行くのっ!置いていかないでよっ!!』
俺『・・・すまんね・・・』。ヤツは考えてない何も・・・。もっとあせらないのか?
モノレールへ乗り換えも、走る!!駅についても走る!!搭乗口にも走る走る!!
間に合った・・・・・。ヤツは、何にもしゃべらない・・・ただ、機嫌が悪いのは見て取れた・・・
おいおい、お前のせいなんだけど・・・・と心の中で言っていた・・・・
新千歳空港に着いた。俺はヤツに気を遣い実家に直には行かずに札幌の中心部を観光していた。
そして、テレビ塔の野外レストランでビールを飲ませご機嫌を取ってから実家へ向かった・・・。
ここで言っておく
ヤツはどこへ行くのも一人では行動ができない人間だ。実は羽田亜空港への行き方もわからない人間である。調べればどうってことないし、解らなければ駅員にでも聞けばいいことだがヤツはそれもできないのだ。もちろん飛行機なんか一人では乗れないし、調べる努力もしない・・・。かならず誰かを頼っていきてきたのだ。つまり、一人ではなにもできないのだ。だから、自分の親、兄弟、一部の友人以外には壁を作る人間なのだ・・・・。と今更ながら俺もはっきりと理解していた。
