現代人の私達の感覚からすると、江戸時代の銭湯でいちばんの驚きは、やはり男女混浴だったことでしょう。江戸っ子は、一日に2回も銭湯に行くほど、お風呂好きだったとか、。何か、特別な魅力があったのでしょうか?

不特定多数の大人の男女が、一緒に銭湯に入るとどうなるか、。

江戸初期には、客の髪すきをしたり背中を流したりする、「湯女(ゆな)」と呼ばれる女性を置く湯女風呂があり、一時は200軒以上にまで増えたとか。

湯女の行うサービスは、ときに髪すきだけにとどまらず、吉原もびっくりの超過激なサービスが、。さすがに風紀の乱れもあったようで、明暦3(1657)年、湯女風呂は禁止されました。

それでも混浴自体はなくならなかったので、あいかわらず入浴した男女の風紀の改善は見られなかったとか。

この春画では、まるで、乱交パーティーのような世界が繰り広げられていますね、。

こんな銭湯なら、一日2回行くのも納得⁈なのかな⁈いいなぁ、江戸時代!

ただ、ゆっくりお風呂に入って疲れをとりたいおいらは、やっぱり現代の銭湯の方が良いかな、。