紙一重で隕石の被害を受けなかった。
女房と娘たちが 夕食の時間に対話を重ねている。(もしも 隕石が落ちてきて 死んでしまうことがあるとするならば家族揃って死にたいわ)

女房が云っている。

夜勤明けの俺は 眠ったフリをしながら 眠る努力をしている。

正常ではない 今の時代。当たり前の日常が 壊れ物のようなデリケートさで扱うような特別なものに思えた。

俺も 君たちと死ねたらいいね。

ほくそえむのを 気付かれるでも無く 寝返りを打ち 願いを認識して 眠りにつく。

明日の為に眠らなくてはいけない。