3日前に熊本の後輩から電話があった。
新年の挨拶と称して昔話に花が咲いた。その時の話題に俺と縁があった女性が亡くなったというのもあり 複雑な思いで電話を切ったのだが もう20年近くも前の ほんの僅かな時を共有しただけの思い出の中だけの女性だから 現実的な感情も生まれず本日に至った。
夕暮れの バイパスを車で走っていた。
雨が1日中降っていて ものすごく道は混んでいた。規則的に動くワイパーに眠気を覚えながら ラジオのチューニングを変えた矢先に 彼女の好きだった曲が 流れ出した。その瞬間 記憶があの頃の時代に吹っ飛んでしまい その時に味わった切ない胸の痛みがよみがえってしまった。
(彼女はもうこの世界には居ない。死んでしまって 骨になり 冷たい地面の下で 大地に帰っていった。)
あの頃 触れた 肩や髪や唇を リアルに覚えている。自分の好きな曲を録音したカセットテープを持って 真夜中に家を抜け出して俺に会いに来てくれた彼女と聴いていた唄が切なくラジオから流れているんだ。
雨は 意地悪そうに センチメンタルをエスカレートさせ続け ゆっくり ゆっくりと 車は 我が家へと近づく。多分 二人で聴いた曲を耳にするたび思い出すのだろう。
いつの間にか 瞳いっぱいの涙が 瞬きと共に ハンドルを濡らした。
いつまでも 忘れることは ないのだろう。
新年の挨拶と称して昔話に花が咲いた。その時の話題に俺と縁があった女性が亡くなったというのもあり 複雑な思いで電話を切ったのだが もう20年近くも前の ほんの僅かな時を共有しただけの思い出の中だけの女性だから 現実的な感情も生まれず本日に至った。
夕暮れの バイパスを車で走っていた。
雨が1日中降っていて ものすごく道は混んでいた。規則的に動くワイパーに眠気を覚えながら ラジオのチューニングを変えた矢先に 彼女の好きだった曲が 流れ出した。その瞬間 記憶があの頃の時代に吹っ飛んでしまい その時に味わった切ない胸の痛みがよみがえってしまった。
(彼女はもうこの世界には居ない。死んでしまって 骨になり 冷たい地面の下で 大地に帰っていった。)
あの頃 触れた 肩や髪や唇を リアルに覚えている。自分の好きな曲を録音したカセットテープを持って 真夜中に家を抜け出して俺に会いに来てくれた彼女と聴いていた唄が切なくラジオから流れているんだ。
雨は 意地悪そうに センチメンタルをエスカレートさせ続け ゆっくり ゆっくりと 車は 我が家へと近づく。多分 二人で聴いた曲を耳にするたび思い出すのだろう。
いつの間にか 瞳いっぱいの涙が 瞬きと共に ハンドルを濡らした。
いつまでも 忘れることは ないのだろう。