11日任務完了。22時頃帰宅した。家族の仲間たちは明日も精一杯生きていくため 眠っている。三人の幸福が俺の果てなき旅の目的の一つである事は紛れも無い事実
自己満足の集大成を成し遂げた今 また 金を得る為に動き出す。だけど
はりつめていた緊張を解放した瞬間 テーブルの上の夕食もそのままに床に吸い込まれた。そのまま高熱にうなされ続けて今に至る。約40時間の夢への逃避行は 悪夢ばかりが続いた。今回のボランティアは ただのヘルパーさんや 介護士の方々のお手伝いであり老人問題云々を語れるほどの立場には程遠いと改めて自戒しなければならない。俺が今回 関わった人たちは一部の恵まれた老人たちなのだと思う。その恵まれた環境の中でも 老人たちが満足感を満たす事は難しい事だと思い知らされた。

でも 世の中の大部分の老人たちは 対話する相手も我が儘を言う相手も無く孤独の中から生きる理由を探しているに違いないと思う。

俺の親父は音信不通5日目に 痛みにのたうち回った 物凄い形相で ミイラ化が始まった状況で発見された。壮絶な死に様だったらしい。

本物の幸福を探して生きているが 納得する死に様にたどり着くというテーマは重要なものであると心に誓いをたてる。
そのためには安らかに寝息をたてている三人の幸福は大前提だな。いかに力を合わせて成長していけるか。幸福に生きるためには金など殆ど役にたたない。他人よりも 少しばかり旨い料理が食えて他人よりも少しばかり綺麗な家に住めて他人よりも少しばかり旅行にでも行けるくらいのものだ。
大切なものは 根本的な場所で いつも見つけ出す。

今回の人生の回り道も無駄ではなかった。
また 真実のゴールに一歩近付けた。そう信じて微熱の朝を 笑いとばすことにしよう


老人の
曲がった背中は
待ちぼうけ
過去は夢なり
コスモス見つめて