この写真は、15年前、保護団体さんが救助してくれたアシュリーの姿です。
うちに来てすぐの写真。
お腹に毛ない(笑)
犬嫌いのジェシカが嫌がらず、アシュリーはジェシカ姉さんが大好きでした。
この後、リモナも増えて、仲良し3姉妹になりました。
2020年8月。
アシュリーの背中に黒いかさぶたを見つけました。しばらくしても剥がれないし何か大きくなっているような気がして、かかりつけの先生に相談すると大きい病院で見てもらったほうがいいと。
病理に出すためにかさぶたを剥がすと大きな出来物があり出血するようになり、日本動物高度医療センターの予約の日までは、毎日ガーゼを取り替えたりしてました。
診断は、「血管肉腫」という癌でした。
まさか、14歳で発症すると思わず頭が真っ白になりました。
まずは、患部の切除の為の手術、そのあと抗癌剤治療のスケジュールご決まりました。
手術後は貧血がよくならず、入院のストレスで食欲も落ちて、面会の度に私の手からしかご飯を食べてくれなくて、主治医に退院を急かしました(笑)
その後の抗癌剤も毎週の通院で、大変だったけど、アシュリーが頑張ってくれて、2021年1月で通院終了になりました。
今年の8月までは、元気に過ごしてくれていて完治したものと勘違いしてました。
血尿が出て、抗生物質が効かず、エコーで腫瘍疑いがみつかりました。
再度、日本動物高度医療センターを受診すると、転移が全身に見つかり、余命宣告を受けました。
大好きな主人の腕の中で息を引き取りました。
私は間に合わず、一緒にお布団で寝てゆっくりお別れできました。
足元をちょこちょこ動く存在がなくなり、朝晩のわんこお世話がなくなり、ぼーっとする時間が増えて、 気づくと泣いてばかりいました。
そんな私をみかねたアシュリーが夢に出てきてくれて、黒っぽい小さなわんこと一緒にいるんです。
ジェシカかと思ったんですが、白っぽいまだらな子だったんです。
そして、我が家最後のわんこ探しを始めることになりました。