私は23年間専業主婦をしながら、人の心についての研究をしてきました。
無資格セラピストと名乗ってまいりましたが
メンタルガーディアンと名乗ることにしました。
人の心を支える守護神という意味です。
今回は誹謗中傷についての話をします。
誹謗中傷によって自ら命を絶つ人がいて
大変痛ましく思っています。
”バカ、ブス、キモイ” という程度のものはストレス解消のための落書きです。
気にすることはありません。
しかし、人殺し、死ね、殺すぞ、呪うぞ、などは誹謗中傷ですね。
そんなことを書かれてはショックで死にたくなります。
人と会いたくないし、誰も信じられなくなるし、前が見れなくなる。
胃が痛い、頭が痛い、起き上がれない、眠れない、お風呂に入る気力もない。
・・・といったような深刻な状況になってしまいます。
では、
誹謗中傷する人つまり言葉で暴力を振るう人について
お話します。
自分の居場所がなく、暗闇の中に宙づりになっているような人
いわば、インターネットの暗闇で宙づりになっている人。
です。
誹謗中傷する人にはどういう人なのか
いくつかの例をあげていきます。
・ 今まで生きてきて楽しいことが何もなかった。生きているのが馬鹿馬鹿しい。
夢も希望もないし、空虚な毎日を過ごしている人。
・ 自分ばっかり嫌な思いをしてきた、なんで自分だけ不幸なんだ、幸せな人が
恨めしい、他の人も不幸にしてやりたいと考えている人。
・ 出世して管理職にはなったが、想像以上に仕事がきつい、自宅に帰っても
妻との関係がうまくいっていないので、休まらないという人。
・ 政治家として荷が重すぎる。頑張っても評価してもらえない。やりがいがない。
でも、家族を養っていかなければいけない等とという人。
・ 後取りなので、家から出られない。やりたいことがあるのに親の事業を
継がなくてはならない。それに加えて、好きな人がいるのに
政略結婚しなければならないという人。
・ 両親の仲が険悪で、家にいるときは自分の部屋にこもってなきゃ息ができない
という状態の人。
・ 必死で仕事を探して勤めてみても、できる仕事がなくて叩き出されてしまう。
そして、奥さんに”なんで辞めたのよ”などと責められている人。
・ 悪いことをしたつもりがないのに治らない病気になってしまって
長く生きられなくなってしまって、ショックを超えて世の中に恨みを抱く
ようになった人。
・ 夫が病気で亡くなり、可愛がっていた子供も死んで一人っきりになって
なんで私がこんな目に遭わなきゃないの、誰でもいいから仕返しを
して、同じ立場にしてやりたい。不幸な仲間を増やしたい。
・ 親がいなくて親戚をたらい回しにされてきた。どこにいっても雑に扱われた。
ご飯もろくに食べさせてもらえなかったし、心を許せる人がいなかった、という人で
大人になってなんとか人並みの生活を得たけれど、昔のことを思い出すと
誰かに当たり散らしたくなる。
・ 優等生と呼ばれ、いつも優秀でいなくてはいけない。親が希望する大学に
絶対合格しなくてはならない。落ちたら何て言われるか恐ろしいという人。
・ アイドルになりたいのにオーディションに受からない。テレビに映るアイドルたちが
妬ましい。ステージから引きずり降ろしてやりたい、と思っている人。
・・・・・これは、ほんの一例です。もっと、もっとあります。
どうでしょうか?
誹謗中傷する人というのは、四面楚歌の状態で、もがき苦しんでいる人です。
この世に居場所がないんです。
大変不幸で気の毒な人たちです。
心に凶器を備えてしまい、人を言葉で攻撃するようになって
インターネットの暗闇(internet darkness)で暴れているのです。
精神病ではありません。 ”精神異常者” です。
投薬治療は施せません。
ですが・・・自分の間違いに気づき、心の底から反省して、
この先は他人の役に立つようなことをして生きて行くという
姿勢があれば暗闇から抜け出せるかも知れません。