長男が社会人になったので、
毎月の学費5万円が浮いた。

この5万円を、今後どうするか
妻と話しあった結果
毎月貯蓄を続けて
将来の娘の学費に当てることになった。

生活にゆとりが生まれるかなあと、
勝手に思っていたが、
甘かった。

楽になるどころか
住宅ローンの返済が、5万円増えた。

合わせると、毎月10万円だ。


もう金がない。


そのため、
家計が崩壊しないようにと
妻から「定額おこづかい制」を
言い渡された。

もちろん、承諾したが
財布を開くたびに
妙に緊張する。

給油出来ないクルマを
運転している気分と同じなのだ。

もう、うまく乗り切るしかない。

早速、スマホに
「かけ~ぼ」をインストールして、
おこづかいの支出記録を
つけることにしたが、

意識しすぎて、
缶コーヒーすら、飲まなくなった。

生活必需品は家計から出るが、
「ライブとか趣味のものは、おこづかいを貯めてから、遊んでください」
と言う。まあ、当然か。

アルバイトでもしようかという
考えが沸き起こる。