寂しさの暗闇 | 野獣のブログ

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それは突然現れた。



基本的に俺は全く自分に自信が持てない。



たいていの人ならたいして気にならない程度の事でも、時間の経過でドンドン自信が失墜していくのが分かる事が多々ある。



当時の彼女とは遠距離だったけど、それでも一つも動じず、彼女の笑顔を思い浮かべるだけでメシが食えるんじゃないかというくらい、本気で惚れまくって、本気で愛しまくっていた。



そんな俺が、自分の自信の無さに負けて、精神的な病と戦う彼女に、何の気なしに言った一言がキッカケで、彼女が闇に包まれてしまい、別れる事に…



彼女を失って、初めの頃は針で刺した程度の穴だったのに、針から釘、釘からアイスピック、アイスピックからハンドドリル、ハンドドリルからボーリング、ボーリングから隕石…


と、どんどん穴が広がって、気がついたら星が消滅するんじゃないか…
というくらいまでになっていた。



そうなるまでに、たいした日数はかかりません。



ふと気が付くと、俺の周りは漆黒の闇しか見えない。



口では『いつまでもヘコんでいられるか…次だ次』とか虚勢を張っていたけど、俺は彼女を好きになった瞬間から、他の女性は石ころにしか見えず、それまで親しくしていた女性との連絡もやめ、連絡先も破棄しているから、そう簡単に『次』など現れるはずがない。



その現実から、今も抜け出そうともがいてます。



全力で惚れまくって、全力で愛しまくっていたから、こんな最後になるなんて思わなかったけど、もう悔いはない。



新たに恋人ができても、同じ様に全力で惚れまくるし、全力で愛しまくるしかできない。
超とか馬鹿のどちらが付いても不思議じゃないくらい、クソ真面目で一途な俺の気持ちを受け取ってくれる人に巡り会って、初めて俺は闇から抜け出せる。



そう信じています。