●勁文社「グランプリ&グループ・サウンズ」

KSP-4012

ソノシート1枚付属(両面、大型、硬質)

定価400円





《収録曲》


A面

・すてきなバレリ/トッパーズ

・神様お願い(inst)/ファイヤーバーズ

・バラの恋人/ファイヤーバーズ


B面

・花の首飾り/ファイヤーバーズ

・銀河のロマンス(inst)/ローヤルオーケストラ

・長い髪の少女/ファイヤーバーズ





《個人レビュー》


 このソノシートはとんでもなく情報量が多い!胃もたれする!!!グランプリがメインなのかGSがメインなのか分からない。各曲の前後に実況解説と、一昔前のホットロッドのようにエンジン音が入る構成。


 また、珍しく「すてきなバレリ」はビルボード原盤使用と書いてある。モンキーズかな?と思いきや演奏者は"トッパーズ"…誰だ。それ以外は「銀河のロマンス」を除いていつものファイヤー・バーズ。だがしかし…!「花の首飾り」と「長い髪の少女」、「バラの恋人」の3曲はなんとボーカル入り!


 冊子の内容はグランプリがメインで、GSの写真は最後の頁にしかない。(単色)








《個人楽曲解説》


 「すてきなバレリ」、トッパーズによる演奏。おそらく海外のグループだが自分は知らない。オルガンの音色がニューロック系。


 「神様お願い」、そつないインストカヴァー。イントロは原曲通りギターの音色で始まる。


 「バラの恋人」、フルートの代わりにオルガンが入る、間奏のビート感がカッコいい。ボーカルの声が枯れすぎて心配になる。

 

 「花の首飾り」、やけに刻むベースや合いの手のオルガン、ドタバタしてるドラム、コードの耳コピ間違い?により原曲のようなお淑やかさは消滅し、ガレージと化している。時間がない中うろ覚えで挑んだのか、メロディや歌詞も間違えまくる(これに至っては短縮アレンジが原因の可能性も)。とはいえこれはこれで勢いがあってなかなか良く、斬新な解釈のカヴァーとして大アリ。このソノシートでは一番の聴き物。


 「銀河のロマンス」、ローヤルオーケストラによるインストカヴァー。その名の通りムードサウンド。アレンジがやや凝っている。


 「長い髪の少女」、めちゃくちゃ声真似してる。しかし高音域がギリギリでいまにもひっくり返りそう、そしてこれも歌詞・メロディがうろ覚え。演奏は上手く、イントロの再現度も高い。





《レア度》

★★★☆☆


 他の勁文社のGS系ソノシートと比べるとそこまで出回っていないように思われる。グランプリ(主に男性ファン)とグループサウンズ(主に女性ファン)の組み合わせが悪かったのが原因か。しかしここに収録されている6曲はこのシートでしか聴けないので、勁文社的には力を入れたシートブックだったのだろう。





《参考動画》

「花の首飾り」ザ・ファイヤー・バーズ(ザ・ジェット・ブラザースとザ・ファイターズの変名だった可能性が大)




※曲名は原文ママ