ラストシューティング! -37ページ目

棚ボタ

「裸で何が悪い!」

別に意味はありません。
言ってみたかっただけです。


さて、自販機にお金を入れたのに商品が出てこない、といった経験は月に二、三度あると思いますが…

ジュースを自販機で買って大量に出てきた経験も年に一度や二度ではないハズ。
これは冗談ではなくホントの話。

半年くらい前、ウチから200メートルくらい離れた自販機でオロナミンCを買おうとお金を入れてボタンを押すと、いきなり
「ガラガラバラガラッ!」と凄い音がして、取り出し口を見ると大量のオロCが詰まってました。

とりあえず地面に並べてみると、ズラァ~と14本!
「さて、どうしたものか?」
とりあえず一本開けて一気飲みして考える。(まぁ持って帰る方法だけど)
家までチョット距離あるし、素手はないなと。

回りを見渡すと都合よくコンビニの袋が落ちてるではないか!
これで落着…


ウーン……

う~ん……


「なんだちみは!?」


実は、この一連の行動には観客が居て、俺を見張ってる男がいました。

5歳くらいの男の子です。

俺はその児に近づいてオロCを一本差し出すと、なんの躊躇もなく受け取ったので、
「坊主、これは大人で言うトコのワイロというやつだ。まぁ口止め料って事だ。」
と、心の中で言ってその場を離れました。

その子がオロCを美味いと思うかどうかは大人になってから判断してもらいましょう。


で、昨日。
カフェオーレを自販機で買おうと思ってお金を入れたら、今度は一つだけ落ちてくる音。
カフェオーレを取り出そうとしたら、そこには大量の微糖コーヒーが…
とりあえず詰まって取りづらいコーヒーを4本だけ取り出しがまだカフェオーレは見えず…
周りを見ても都合のいい袋もなく4本だけ持って帰りました。

では自販機の神様、また半年後逢いましょう。

重役バイト

引き続きバイトの話。

犬散歩は半年くらい辞め、次に始めたのは「ビル掃除」

出来たばかりの10階建くらいのビルのオフィスを回って、先っぽが円形のブラシになってて自動でグルグル回る掃除機の係り、ゴミ箱のゴミを集める係り、手ボウキで掃いて回る係り、に分かれるのだけど。

掃除機は専属のオッチャンがいて、パートのオバチャンと俺ら学生バイトはもっぱらゴミ集めにホウキ係り。

時給はそんなに悪くはなかったはずだけど、社員がほとんど帰った五時半から二時間くらいで終わっちゃうもんだから、これまたお金にはならなかったですね。

で、慣れてくるとサボりたくなるとゆうか、いかに楽して終わるかとゆうのがテーマになりますよね?

まず初めは新しいビルで工事途中のフロアがあること。
ここは各フロアのゴミを一旦集める場所になってて、うちら清掃係りしか立ち入らないのでサボりには最適なのだが、今みたいに携帯もない時代、時間を潰すのにはチョット…

そして個室を探していると…
あった!あった!

「重役室!」

ここに給湯室の冷蔵庫から頂いてきたジュースを持ち込み、革のソファに座りながらルパン三世の再放送を観るのが最適な過ごし方でしたね。

まぁ半年くらいで辞めちゃいましたけどね。

新御主人様

しょっちゅう通る道でも立ち止まってあらためて周りを見渡すと、かなり街の風景が昔と変わってたりします。
最近、昔バイトしてた近くを二カ所回る事があって、何気にその場所を見てみたらすっかり無くなってましたね…


初めてやったバイトって…

犬の散歩だ…


高一の時に地元の友達の紹介で、医者の飼ってる「ムサシ」って名前だったなぁ。
月曜から金曜迄、学校の帰りに渡された庭の鍵を開けて近くの大きな公園をぐるっと一周して帰って来ると。
で、一回500円!
金にはならなかったけど、家は借家で犬が飼えなかったし、楽しかったなぁ。

初めて散歩に連れていく時、「医者の飼ってる犬だし、いい犬なんだろうなぁ」とか「名前がムサシだから土佐犬か!?」とか想像してたけど…

対面したらなんて事はないただの雑種、ただバカでかい!
しかも頭も悪く、最初お手すら満足に出来ない始末。「お前は愛嬌だけが取り柄か。世の中そんなに甘くない事を教えてやる」

その日から新御主人しつけ教室が始まりました。

真御主人には内緒で、自腹でドッグフードを買ってきて、お座り、お手、伏せ、待て、をエサでつりながらもマスター!
ムサシの名に恥じない犬にしてやりました。

しかしこやつ、一度だけ反旗をひるがえした事があって。
それは待ての練習の時。
クサリを外して距離をのばしていってた時、ムサシがある事に気付いた!「オレって今自由じゃね?」
「しまった!」
慌てて近寄ると、キョロキョロと左右を見て、いきなり
ダーッて走り出しやがった!
あっという間に姿が見えなくなり、「さて、真御主人になんて言い訳しよう」と考えてると、10分くらいで飽きたのか帰らないとエサにありつけないと思ったのか、目の前に現れやがった。
「しょうがねーなぁ」と手を伸ばすと、サッと逃げて距離を置く。
そんな事を二、三回繰り返して俺はある作戦に出る。題して、「俺はお前が居なきゃ駄目なんだよ!作戦」だ。
広場の真ん中で体育座りをして顔を伏せる、基本バカなんで様子を見に近づいて……そう、来た所を、
ガシッ!
っと首根っこを捕まえる。

「引っ掛かったな!二度と鎖がとかれる事はないと思え!」
と、奴は尻尾を垂らしてシュンとしながら聞いてましたわ。

たまにテレビの動物番組で犬のしつけなんかやってますが…、家の主がナメられっぱなしだったり。
あんなの頭ひっばたいて言う事聞かせりゃ済む話なんだけどね…。