ふと、心に残りました言葉に

"努力は報われますか？"
イチロー選手の答えです。

"報われるとは限らないですね。もっと言えば努力と感じてる状態はまずいでしょうね。その先に行けば人はきっと努力にみえる。でも本人にとってはそうでないという状態は作れる。そうすれば勝手に報われることもあるんです。"

そういえば…
かつて、何とか時間をつくりお茶の稽古へ行きます。
掃除や水屋の準備、皆で囲むお昼の仕度などは全て自主性に任されます。

どんなに忙しくてもせめて畳一畳でも心を込めて乾拭きをする…心を清めるような感覚です。

先生がみえますとやはり空気は変わります。不意に先生の前でその日最初のお点前をみていただくことがあります。

かつて注意された事を繰り返しますともう呼ばれることは当分ないと考えられます。

先生の言葉で記憶してますことがあります。

"注意されたことに対して、ハイという時間すら惜しみ、または返事を返すことでさえ忘れるほど集中して、黙って取り組みなさい"
…というようなことをおっしゃってたような。

考えてみますと、求めているものがあるときは、確かに努力とか報われるなど考えるゆとりもないものですね。

かつて、お茶の稽古でのことを落ち込んでますと家族は皆、察します。
"ママ、また失敗したの？"
"そんなに落ち込むの…!?辞めたら。"

なぜか、時を経て今に至っています。

数年前に再開しましたピアノ。
我が家で弾かなくなりほこりの被りましたピアノを処分する話が盛り上がってました。

"ちょっと待って。"
処分する前に…
たまたまお声を掛けられましたママ達のピアノの会。かつての憧れの曲をとにかく弾いて、終わりにしましょ‼"
そのような軽い気持ちでの挑戦でもありました。

かつて学生の頃、納得のいきます演奏も全く出来ず、自分は才能もセンスもなしとピアノはあっさり諦めたものです。

思いも掛けない小さな出会いから、ピアノを通して沢山の方との出会いがありました。
主催の方により、ある集まりで参加されました方がそれぞれに書き綴ってました演奏の曲名、そしてコメントをUPしてくださってました。

皆さん、とても素敵にご自分の音楽を表現され凄いなー🎵

でも皆さんのコメントからは、おそらく次に繋げる為でしょう。
思いも掛けないご自身への厳しい言葉なども書かれてました。

娘達は各々の道へ。
そして我が家にて主人のみが、いつまでも思うように弾けない曲を繰り返してます私にあきれてるのでしょう。

もはや、何を言われてもかまっていられません。

それにしましても、納得がいかなくて困りました。

このようになることは何となく予感してましたので、かつては、自分の演奏の音は全く無視して好きな方の演奏をイヤホンで聴かせ頂きながらあたかも自らがその響きを奏でてるかのよう弾くことを楽しんでました。

どうぞ、良い週末を🎵

有り難うございました。

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