2024年、日本のミステリー映画。
水野格監督作品。
出演は、高橋文哉、北香那、坂井真紀、袴田吉彦、菊地凛子、染谷将太、田中圭など。
「次々と人が消える」という噂のマンション。
そのマンションを舞台に、配達員の青年が会社の先輩と2人で怪しげな住人の正体を探ろうとして、思いも寄らぬ大事件に巻き込まれていく姿が描かれる。
いやはや、良くあるミステリーである。
が、なんともその予想は裏切られ、次々と分からない状態に!
うまい!
このあたりは、今までにない感覚だった。
配達員の青年・丸子は「次々と人が消える」と噂のある、いわくつきのマンションに毎日のように出入りするうちに、怪しげな住人の「秘密」を偶然知ってしまう。
会社の先輩の荒川にも打ち明けて相談しながら、住人の正体を探ろうとするうちに2人は思いも寄らない大事件へと巻き込まれていく…。
この映画、高橋文哉に注目していた。
なにせ、第47回 日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞されたお方である。
しかし、演技に光るものはなかった。残念であるが、普通の役者さんに比べたらうまいと思うが…。
伏線を張り巡らせた予測不能な展開。文字通りそうであった。
しかし、である。
ん~、日本の映画の悪いところが出たかもしれない。
これはテレビでも良いのではなかろうか。
映画ではなくテレビなら、間違いなく流行っていただろう。
テレビの匂いが消えないのは、なんでかなぁ…
星5つ満点で3.5で、どうでしょう?