2024年、日本の青春映画。
萩原健太郎監督作品。
萩原健太郎と言えば、米ロサンゼルスのアート・センター・カレッジ・オブ・デザイン映画学部を卒業後、ソフトバンク、TOYOTA、コカコーラといった大企業のTVCMをはじめ、MVやショートフィルムの演出を多数手がけたので有名。
いわば、天才肌。
出演は、眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりなど。
「マンガ大賞2020」を受賞した山口つばさによる人気漫画を実写映画化とあるが、全く知らなかった。
空虚な毎日を送っていた男子高校生が情熱だけを武器に美術の世界に本気で挑む姿を描いたとあるが、そんな風に描かれていたかな。
高校生の矢口八虎(眞栄田郷敦)は成績優秀で周囲からの人望も厚いが、空気を読んで生きる毎日に物足りなさを感じていた。
苦手な美術の授業で「私の好きな風景」という課題を出された彼は、悩んだ末に、一番好きな「明け方の青い渋谷」を描いてみる。絵を通じて初めて本当の自分をさらけ出せたような気がした八虎は、美術に興味を抱くようになり、またたく間にのめりこんでいく。
そして、国内最難関の美術大学への受験を決意するが…
萩原監督、さすがです。
この絵づくりが「萩原流」というか、なにせカッコいいのだ。
それ以外は…あきませんな。
全くダメでした。悪しき日本映画の代表作といってもいいくらい。
星5つ満点で2くらいの評価とまりです。
2の全てが、萩原監督の才能への評価ととってください。