2024年、アメリカのアニメーション映画。

ケルシー・マン監督作品。

「インサイド・ヘッド」の続編である。
人間が抱く「感情」たちの世界を舞台に描き、2016年・第88回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞したディズニー&ピクサーのアニメーション映画。

前作では11歳であった主人公ライリー・アンダーセンが、本作ではティーンエイジャーとなり、前作には登場しなかった新たな感情をめぐる物語となる。

少女ライリーを子どもの頃から見守ってきたヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリの感情たちは、転校先の学校に慣れ新しい友人もできたライリーが幸せに暮らせるよう奮闘する日々を過ごしていた。

そんなある日、高校入学を控え人生の転機に直面したライリーの頭の中で、謎の警報が鳴り響く。戸惑うヨロコビたちの前に現れたのは、最悪の未来を想像してしまう「シンパイ」、誰かを羨んでばかりいる「イイナー」、常に退屈&無気力な「ダリィ」、いつもモジモジして恥ずかしがっている「ハズカシ」という、大人になるための新しい感情たちだった…

いや、面白かった。
ディズニー&ピクサーには、いつもヤラれてしまう。

ストーリーも良く練られているが、落ち着いて見れば創造の範疇である。
しかし、そのストーリーにヤラれてしまう。
子供なのか、いつもいつもそうなので、このブログを書く必要がないのではと思うのだが、前作でアカデミー賞をとっているのだから、これは仕方ない。

前作に続いてメグ・レフォーブが脚本を手がけ、「モンスターズ・ユニバーシティ」のストーリースーパーバイザーを務めたケルシー・マンが監督を担当。

なんで、こういったスタッフ変動があるのだろうか。
大抵、このスタッフ変動があまり良くない影響を及ぼすと思うのだが、今回はそうは言えない。

子供心、いや人間の本質的なものを捉える能力が、異次元的にこの人たちは高いのだ。

この彼等の能力のおかげで、涙した。
とにかく、面白かったので一度ご覧あれ。

「インサイド・ヘッド」を観なかった方でも大丈夫です。

星5つ満点で4.5はあげたいと思う。