2004年、アメリカのスーパーヒーロー映画。

ショーン・レヴィ監督作品。

この監督、「メッセージ」でアカデミー賞にノミネートされるほどの人物。

ちなみに役者もしていて、「ナイトミュージアム2」などに出演している。
 
出演は、ライアン・レイノルズ、ヒュー・ジャックマン、エマ・コリン、モリーナ・バッカリンなど。
 
ウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)はヒーロー活動を引退し、静かな生活を送っていたがTVAに連行され新たな任務を与えられる。
 
故郷が存亡の危機に瀕していることを知りウェイドは不本意ながらも、また任務に消極的なジェームズ・“ローガン”・ハウレット(ヒュー・ジャックマン)と共にMCUの歴史を変える任務に向かうこととなる…
 
マーベルコミック原作の異色ヒーローアクション「デッドプール」のシリーズ第3弾となる。
ライアン・レイノルズ演じる型破りで無責任なヒーロー、デッドプールに加え、同じくマーベルコミック原作の「X-MEN」シリーズで活躍した、ヒュー・ジャックマン扮するウルヴァリンがスクリーンにカムバックし、2大ヒーローの共演が実現した。
 
共演ではなく狂演といったところか。
2人の「超個人的なもの」のデッド・プールvs「獣のような闘争本能と人間としての優しさ」を持つという2人は、当然のように揉める。
 
この揉めるのを楽しみに観に行く方も多いのではないだろうか。
 
予測不可能なミッションを成功させるため、デッドプールはウルヴァリンに助けを求めに行くのだが、やめときゃいいのになぁ。揉めるのは当然である。
 
2人の嚙み合わない会話に、思わず笑ってしまうのだが、ラストシーンまでは見逃さないように。
ハリウッド、さすがと言わざるを得ない。
 
しかし、である。
幼稚!あり得ない!
皆さんがどう思うかがあるので詳細は控えるが、とにかく「おいよ、マーベル!」と、マーベルの終わった感があり、見方によっては必見かも。
 
しつこいようだが、マーベルを見慣れている方はご存知かと思うが、エンドロールのラストまでお見逃しなく!
 
星5点満点中2点でした。トホホ。