1976年、アメリカのホラー映画。

リチャード・ドナー監督作品。

リチャード・ドナー監督は、有名。「スーパーマン」「グーニーズ」「リーサルウェポン」などなど、有名な作品の数をあげれば止まらない。

 

出演は、グレゴリー・ペック、ハーヴェイ・スペンサー・スティーブンスなど。


グレゴリー・ペックが出ていることに驚いた方も多いと思う。

しかし。

グレゴリー・ペックの息子は、映画がクランクインする数か月前に自宅で死亡しているのが発見された。拳銃で自殺したとされているのだ。

 

他にも恐ろしいエピソードが。

 

・撮影のため飛行機をチャーターした際、土壇場で別の機体に振り替えられた。一行が乗るはずだった元の機体は別の団体用に貸し出されたが、離陸に失敗して墜落し、全員が死亡した。

 

・ロンドンでの撮影中、製作総指揮のメイス・ニューフェルドが滞在していたホテルでIRAの爆弾テロが起きた。が、彼は偶然にも無事だった。

 

・ロンドンでペックたちが夕食を取る予定の店が、またもIRAの爆弾テロに見舞われた。その日のペックとヴェロニク夫人は、たまたま土壇場でキャンセルしたため、辛くも難を逃れたのだ。

 

・リチャード・ドナー監督が宿泊していたホテルも同じくIRAに爆破されたが、ドナーは無事だった。

 

・動物園のヒヒがダミアンと母親を攻撃するシーンのロケ撮影をした翌日、そのヒヒの飼育係がトラに襲われて死亡した。

 

・犬の撮影中、その犬が突然凶暴になり、スタントマンの保護具に噛みついて怪我を負わせそうになり、調教師でも制止することができなかった。

 

・さらにスタントマンのアルフ・ジョイントは、オーメンの撮影が終わって1年も経たないうち、次の仕事場であるオランダに造られた「遠すぎた橋」のセットで、建物から落下した際にクッションを逃して重傷を負った。「当時、自分の近くには誰もいなかったにもかかわらず、誰かに押された感じがした」とジョイントは語った。

 

・1976年8月13日の金曜日。特殊視覚効果を担当していたジョン・リチャードソンは、オランダの路上で対向車と激突した。助手席に同乗していた妻のリズ・ムーアは事故で窓から飛んできたタイヤホイールに首を切断され悲劇的な死を遂げた。

 

いや、怖いなぁ。

ま、IRAのテロは怖いかどうかは別にして、最後の車の事後なぞ恐怖そのもの。

 

あっ、映画!

怖かったです!