1998年、日本のホラー映画。

中田秀夫監督作品。

中田監督は、ホラー映画ばかりを撮っている。いわば「巨匠」である。

 

このポスター画像…ご容赦くださいませ。

 

出演は、松嶋菜々子、中谷美紀、竹内結子、佐藤仁美、松嶋豊、真田広之ほか。

 

この映画、配給収入10億円を記録するヒット作品となり、後に続くジャパニーズホラーブームの火付け役となった。

そして、パチンコ台でも導入され、こちらの大ヒット。映画本編を見ていない人でも「リング」を知っている人は爆発的に増えたのだ。

 

本作における呪いの元凶である人物・山村貞子は、映画版では白い衣装を着て長い前髪で顔を隠した女という、古典的な幽霊のイメージを盛り込みつつ、中田監督が1996年の映画「女優霊」で用いた表現などを踏まえて“不気味で恐ろしげ”に描かれている。

 

特に貞子がその姿を現す映画独自のクライマックスの演出や、日本の音楽ユニットによる主題歌(きっと来るぅ~)は話題になり、パロディの題材にもなった。 

 

またビデオの内容や終盤で白い布をかぶって下に指をさすオッサンの姿は洋画「ハエ男の恐怖」へのオマージュであるそうだ。

 

恐怖というものも、人それぞれ。

ボクは正直あんまり怖くなかった。

けど、シチュエーション勝負で「出る」雰囲気の中、観たら絶対に怖いはずである。

 

きっと来るぅ~