2013年、アメリカのミュージック映画。
監督はジョン・カーニー。
この監督はミュージック・ビデオの監督して有名。
出演は、キーラ・ナイトレイ、マーク・ラファロなど。
この映画は、トロント国際映画祭でプレミア上映され、映画のサウンドトラックのリリースに合わせて2014年6月27日に劇場公開された。劇中「Lost Stars」が第87回アカデミ賞の歌曲賞にノミネートされたのだが、残念ながら受賞を逃した。
恋人のデイヴが制作した曲が映画の挿入歌に採用され、デイヴとともにニューヨークへやってきたシンガーソングライターのグレタ(キーラ・ナイトレイ)。しかしデイヴがレコード会社のアシスタントと浮気をしたことにより彼と別れて、友人のスティーヴを頼る。
スティーヴは失意のグレタを励まそうとライブバーに連れていき、彼女を無理やりステージに上げる。グレタが自身の制作した曲を歌っていたところ、偶然その場に居合わせた落ち目の音楽プロデューサー・ダン(マーク・ラファロ)の目に留まる。ダンはグレタに一緒にアルバムを作ろうと持ち掛ける。グレタは一度断るものの、ダンと共にアルバムを制作することになる。
無事アルバムは完成し、元恋人のデイヴに聞かせるグレタ。そのアルバムに感動したデイヴは、グレタと一緒に作った歌「Lost Stars」をライブで歌うから聴きに来てほしいと伝える。グレタは一つ条件として、原曲のまま演奏してほしいとリクエストする。
その夜、グレタはデイヴのライブに顔を出す。一緒に作った「Lost Stars」を聴いて心酔しているデイヴのファンたちを見ながら、一筋の涙を流すグレタ。そのままライブ会場を後にし、グレタは自転車で夜道を走り抜けていった…
このストーリーだけで、グッときた人もいるだろう。
それくらい、本編の映画は素敵なものであった。
これは観なければ分からないのは自然の摂理。
限りあるブログで、全てを伝えようというのが土台無理な話である。
グッときた人は、是非ともご覧あれ。