2014年、アメリカのアクションスリラー映画。
チャド・スタエルスキ監督作品。
この監督、事実上はこの「ジョン・ウィック」がデビュー作であろう。
主演はもちろんキアヌ・リーヴス。
キアヌ・リーヴスと言えば「スピード」「マトリックス」が有名。
そのキアヌが、主人公を務める。
元殺し屋の壮絶な復讐劇を描いたアクション。数々の大作映画でスタントやスタントコーディネーターを手がけた監督のチャド・スタエルスキが演出。銃とカンフーを融合させた新銃術、ガンフーを中心とした独自のアクション世界を展開しているのが注目点である。
キアヌ・リーブスは「現実世界とアンダーワールドの世界を両立させたような内容で、こういう映画に回帰したかった。人生を懸けた映画だ」と語っている。
この「懸け」に成功した「ジョン・ウィック」は、以降3作続編に恵まれる。
またキアヌ・リーブスはスタエルスキを「千葉真一さん、三船敏郎さん、黒澤明監督など、日本の映画の影響を多分に受けている。日本こそアクション映画の発祥地だし、お互いの趣味嗜好はすごくわかっているので、心から信頼して、撮影時はとてもワクワクした」と振り返っているのだ。
今更ながらだが、日本映画って凄いんですよ。