2022年、アメリカのSF映画。

ジェームス・キャメロン監督作品。

主演は、サム・ワーシントン。

 

前作に続く、「アバター」の世界。

もう「アバター」の世界で通用するくらい、世界観は確立したと感じる。

それほど「すごい」映画だった。

 

前作から十年以上が経過した、地球からはるか彼方の神秘の星パンドラ。

 

元海兵隊員のジェイク・サリー(サム・ワーシントン)はオマティカヤ族の一員となり、ナヴィの女性ネイティリと結ばれる。

 

現在は息子のネテヤムとロアク、娘のトゥク、今は亡きグレース・オーガスティンのアバターから生まれた養女のキリ、そして人間であり、同じく亡きマイルズ・クオリッチ大佐の息子・スパイダーと平和に暮らしていた。

 

だが、その幸せは長くは続かなかった。ジェイク達の幸せを破壊するが如く人類が再びパンドラに来訪する。それによってナヴィの生活は破壊され、オマティカヤ族の戦士であり、トゥルーク・マクトであるジェイクは再び人類の武器を手に取りゲリラ戦に身を投じることになる…

 

今回も、登場するマシンや生き物の緻密なる設計には圧倒される。

「スター・ウォーズ」シリーズと双璧だろう。

 

これまた、多くを語らずとも知っている方は多いだろう。

まだ知らない・観ていない方は、絶対観るべきである。

 

前作から13年。

その時を経て流体シミュレーションやレンダリングが大幅に強化され、キャラクターだけでなく背景の水や炎の挙動まで緻密に描写されるようになった。

 

水をあれだけ自然に描くことのできるCGは、本当に凄い技である。

「七人の侍」の合戦シーンすら、このCGを使えば三船敏郎が走り回るのだろうか。

 

それも味気ないかなぁ~~~