2001年、アメリカのケイパー映画。
ケイパー映画とは、犯罪映画のジャンルの一つで、その名の通り、主人公たちによる強盗や盗みを題材とする作品を指す。
スティーヴン・ソダーバーグ監督作品。
この監督は「トラフィック」でも書いた通りである。
本作のヒットを受けて続編「オーシャンズ12」(2005年)、「オーシャンズ13」(2007年)が製作された。
出演は、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、アンディ・ガルシア、ジュリア・ロバーツなど。
興行成績は、これだけのスターが揃っているので、ヒットした。
が、批評家は「全般的に好意的な評価」としてはいるもののB+という中途半端な評価であった。
このようにハリウッドを代表する多くの俳優たちが出演しているが、スタッフや主演のジョージ・クルーニーの説得などで出演料はその人物の一般的な額の半額などでOKしたため、出演料の総額が低く抑えられている。
特に有名なエピソードとして当時アカデミー賞受賞直後で人気絶頂のジュリア・ロバーツに対し、「君が1本につき20(millionドル=2000万ドル)取るって聞いてね」とのメモが同封された脚本を送った。脚本には20ドル札が挟まれていたという。
なにが言いたいかというと、ケイパー映画という文言。
こういう映画も、世の中にはあるんです。