2006年、アメリカのサスペンス映画。

 

スパイク・リー監督作品。

出演は、デンゼル・ワシントン、クライブ・オーウェン、ジョディ・フォスターなど。

 

この出演陣、なんたる顔ぶれ!

この名前だけでヒット間違いなし!

 

と、言いたいところだが、スパイク・リーを忘れてはならない。

 

人種差別や偏見を正面から取り上げる作品で知られ、そのうち「ドゥ・ザ・ライト・シング」など4作品がアメリカ議会図書館においてアメリカ国立フィルム登録簿に永久登録されているのだ。

 

監督だけではない。

このオッサン、脚本や製作、さらには出演までこなしている。

監督作品だけを見ても、兼脚本・製作という作品が多い。

 

特筆すべきは「マルコムX」では出演を果たし、主演を務めたデンゼル・ワシントンはアカデミー賞にノミネートされるという偉業を成し遂げたのだ。

 

そんなお方のストーリーだが…

 

ダルトン・ラッセル(クライブ・オーウェン)率いる4人の銀行強盗グループが、白昼のマンハッタン信託銀行を急襲、従業員と客を人質に取り立てこもる。

 

事件発生の連絡を受け、ニューヨーク市警のキース・フレイジャー(デンゼル・ワシントン)は現場へ急行。しかし、周到な計画のもと俊敏に行動する犯人グループを前に、フレイジャーたちも容易には動きが取れず膠着した状態が続く。

 

一方、事件の発生を知り激しく狼狽するマンハッタン信託銀行会長は、やり手の女性弁護士マデリーン・ホワイト(ジョディ・フォスター)を呼び出すと、ある密命を託し、現場へと送り出すのだった…

 

ってな内容。

まぁまぁ面白かった。

 

スパイク・リーにしては、イマイチな内容。

やはり、人種差別に特化した映画が、この人にはフィットしているように思う。

 

デンゼル・ワシントンは違うけどね。