2019年、北野武の小説を映画化。

2023年11月公開の時代劇である。

 

主演、北野誠、西島秀俊、加瀬亮、木村祐一などなど。

 

原作者・北野自身による脚本・編集・監督・主演とあって、大いに期待していた。

が、それは見事に裏切られた。

 

思うに、一つにはプロデューサーの森昌行がいなくなったことが大きく関係しているかもしれない。

オフィス北野時代、彼の貢献度ははなり知れないものがあったが、T.Nゴンになって、変わってしまったのかもしれない。

 

もう一つ。

主役が誰だか分からなくなってしまった。

キム兄ががんばったと思ったら、西島さんのシーンに代わり、加瀬さんがなぜか熱演し、北野さんが持っていく、みたいな。

 

よー分からんかった。

 

が、邦画では一番良かったように感じる。

それだけ、邦画の質が落ちたということなのかなぁ・・・