1984年、アメリカのホラー映画。

日本では2024年に劇場版として初上映されている。

 

フリッツ・カーシュ監督作品。
出演は、ピーター・ホートン、リンダ・ハミルトン、R・G・アームストロング、ジョン・フランクリン、コートニー・ゲインズなど。

アメリカのネブラスカ州、小さな田舎町ガトリン。
この町に住む少年アイザック(ジョン・フランクリン)に突如、トウモロコシの神が舞い降り、教祖となる。

教祖は手下の子どもたちを率いてカルト化し、町中の大人たちを惨殺すると、“後光のさす中、神は私の前にお立ちになった”と説く。

やがて、子どもとトウモロコシだけになったガトリンに、青年医師バート(ピーター・ホートン)と恋人ビッキー(リンダ・ハミルトン)のカップルが迷い込むが…

いや、怖くはなかった。
しかし、この手の映画に良くあるように、人物を深く掘り下げないという点では、合格点と言えるかもしれない。

原作は、ホラー小説の帝王スティーブン・キング。
彼の短編小説「トウモロコシ畑の子供たち」を原作に映像化し、カルト的人気を集めたのが、この作品である。

カルト的人気を集めたのは事実だが、ボクには「なぜ、人気を集めた?」と思えるほどホラー感はない。
トウモロコシ畑が怖く感じたのみです。

あと、「ターミネーター」シリーズのリンダ・ハミルトンが出ているのが面白い。
リンダ・ハミルトン、若いんです!

とにかく、リンダ・ハミルトンに免じて、星5つ満点で3点といったところか。