あと、1日か2日か、
母と一緒にいられる時間。

まだ自宅にいた時、
認知症が進んで 重度になった時の
写真や動画を見ると、
母の表情は とても険しく
昔の表情とは別人でした。

やはり、思い違いではなかった。

あの時、認知症だからといって
こんな風に変わるものか と
思っていたのを、私の思い過ごしのように
言われていました。

しかし、やっぱり違う。

専門職だからといっても
毎日見ていれば、自然に変化していった
その姿には 気づかないものです。

母は もうそんな事 
終わってしまいました。

今は人生の最後を 迎える準備が
進んでいます。
毎日施設へ面会に行っていますが、

もう看取るために 
泊まり込んでも よい状況に
なってきました。

面会は私一人、
母と一緒に 静かな時間を
過ごしています。